化学の有機化合物って実はオモロいんよ!!

私の生業はあくまでも家庭教師。もちろん副業に至っても家庭教師。ただ趣味みたいなモノで、他にも諸々の業を成しておりますが、それはあくまでも趣味みたいなモノ。家庭教師という業に信念を持って取り組んでいるのは当然であります。 そんなこんなで本日も、いつものように学習指導に全力を尽くしてきました。

最近、化学を教えてて思うんですが、無機化合物よりも有機化合物の方が苦手という子供達が比較的、多いように思えます。そこで私が、有機化合物を自分のモノにするうえで、とっても役立つポイントを教えちゃいましょう!!

学習指導時に有機化合物を説明する際、官能基、構造式、化合物、反応式、センテンスというこれら5つのキーワードに相関性を持たせて子供達の理解に努めております。覚えながら書くように、書きながら作れるように、作りながら理解するように、というふうな感じです。着眼点を養いながら官能基やら、化合物やらを次第に記憶して、使いこなせるような力を磨いてまいります。

例えば、アルコール!!ここからドラマが始まりそうです。こいつはヒドロキシ基ーOHがいる化合物としては有名ちゃん。だからこそ、カルボニル基ーCOとか、カルボキシル基ーCOOHとかの愉快な仲間達も次いでに覚えちゃう。私の中では、化学戦隊ゴレンジャーの一員だったりするんです。これにアルカン系上位2つの官能基でもあるエチル基とか、メチル基とかを引っ掛けて、アラッ不思議!!

メチル基とアルコールならば、メチルアルコールつまりメタノール。エチル基とアルコールならば、エチルアルコールつまりエタノール。。。メチル基ーヒドロキシ基、エチル基ーヒドロキシ基、ハイッ理解!!これらにセンテンス(教科書以上で十分)という接着剤を利用して、ドサクサに紛れて様々な要素を付けちゃう。触媒とか、温度とか、製造方法とかの名称とか、そんなアレコレを会話と手元のペンで理解させる。

これで大凡、慣れてきたらヒドロキシ基を頭に入れたついでにカルボキシル基について新たな動き方を学ぶ。大きなところでエステル化、順に空気を読んでいって加水分解、さらに調子にのってきたら、けん化、もありでしょッ。。。こんな感じで説明を要所、要所で行っていくんですが、「有機化合物ってナニ?」となっている子供達の多くは、構造体から物質を作り出すことが出来るようになっていきます(笑)化学オモシロいっすよ!!

こんな感じが全てと思わないで下さい。私の頭の中にあるデスクの引き出しは、自分で言うのもなんですが無限大です。それに一人一人に応じて、時と場合に応じて教え方や順序を変えております。万一、適当な手段が無ければ考えて、その子にベストな方法を作り上げて着手するようにしております。