合格に挑む3

(秩序を吹き込み歩き易い地盤に変化させる)

まずはノートの準備を行います。ノートはB5で1冊60ページのモノに限ります。10冊500円ノートでも10冊300円ノートでも,機能的かつ戦略的に活用することが出来るならば安価なモノに越した事はありません。最初と最後の各々1ページは決して何も書かないようにして,58ページの見開き仕様,という割り切った使い方を念頭に置きます。見開き,という使い方は一目で吸収することの出来るパワーと手元の創作性を格段に向上させてくれるだけでなく,次ページ前ページに渡って行ったり来たりするストレスを解消してくれます。次にノート分けを行うに当たり,科目に応じてノート分けを行う,という今までの常識に変化を与えてみて下さい。科目は一種のカテゴリ程度と考え,内容ないしはテーマを基準としたかたちで細分化し,ノート分けを行います。例えば高校生ならば,数学I,というタイトルではなく,数学I(二次関数),という感じ。中学生ならば,数学,というタイトルではなく,数学(連立方程式),という感じ。入試に近付くにつれて,過去問,といったノートや,苦手,といったノートをそれぞれ創ることが出来るようになります。