センター過去問85%の得点率確保を目指すご提案

2013年9月18日(水)のお打ち合わせに基づきまして、以下の内容で学習指導プロセスをご提案申し上げます。

2013年9月度より2015年9月度までの2年間の期間において英語・数学1A2B・現代文・古典の各科目において学習指導を行い、2015年9月度の段階でセンター試験過去問につき8割5分の得点率を確保することを目標とします。2年という期間を各科目において知識を習得する部分とセンター試験過去問対策の部分にわけ、まずは前者について文部科学省によって定められている1単位○○時間という枠組みに基づきまして、英語G、英語R、数学1、数学A、数学2、数学B、現代文、古典の各8科目について各○○時間のうちで知識の習得を行います。そしてその後に後者について英語、数学、国語の3教科においてそれぞれ1997年度から2014年度まで18カ年分の過去問対策を行います。各科目1カ年分を2時間でつぶします。

<英語>

英語Gと英語Rにわけて学習指導を行います。英語Gはまず即戦ゼミ11の各章だてに従い、文法事項の基礎的な部分について解説します。そしてそのうえで各例文につき宿題の段階でノートに本文を写すとともに、身につけた知識をもとにして丁寧に全訳作業を行ってもらいます。そのうえでその和訳について丁寧に解説を行い、そのうえで必要な内容についてさらに解説を加えます。各例文について全て全訳を済ませたのちに今度はそれらを全て暗唱します。各章だてごとに暗唱を行い、すべての例文を暗唱できたら次の章へと進みます。まずは即戦ゼミ11についてすべての例文の暗唱を行います。これについて目標は3ヶ月です。暗唱の達成度合いについては随時確認テストを行うことによって確認しますが、すべての章において合格点を確保したのちには即戦ゼミ8へと進みます。こちらについても同様の形式で文法学習を進めます。英語Rについては教科書NEW TREASURE を使用して長文の全訳を行います。宿題において辞書を使って丁寧に和訳を行ってもらったあと、その内容について授業において解説を加えて行きます。各長文内容について全訳作業が終了したのちには、今度はそれを英作していきます。和訳した長文全体を英作できるようになればクリアで、次の段階へと進みます。英語G、英語Rにおいてひと通りの内容について学習を行ったあとは、センター試験過去問を使用した問題練習と長文の全訳作業を行います。

<数学>

数学1A2Bの各科目において学習指導を行います。まずは教科書レベルの知識内容を確実に理解することを目的として学習指導を行い知識を伝え、理解を促します。そしてそこで身につけた知識を定着させ、深化・応用させるために4ステップを使用して問題練習を行います。4ステップを使用した問題練習は主に宿題を通して行います。その際にもわからない場合に答えをみて解き方を覚えるのではなく、授業によって身につけた知識をもとにして考え、試行錯誤を繰り返すことによって自力で正解へと到達できるようになることを主軸として進めます。解き方を暗記するという形式的な学習に終始するのではなく、原理原則に基づいて考えるという思考力を身につけます。数学1A2Bの全範囲について学習が終了した後、センター試験過去問を使用してセンター試験対策を行います。4ステップによってみにつけた力をもとにしてセンター試験過去問を潰してゆきます。そしてその際にセンター試験独特の内容であったり必要な知識については随時解説をくわえていきます。

<国語>

現代文と古文に分けて学習指導を行います。現代文は上級現代文を使用して長文読解の力を身につけます。その際には単に問題を解いて答え合わせをするのではなく、筆者の意図、言葉の意味、段落分けによる文の構成などを知識として身につけつつ、長文の構造を把握して筆者の主張を理解し、そのうえで問題として問われるのはどういった部分かについて研究し、適切な解答を完璧な形で作成できるようになることを目標とします。毎回1問を基準にして学習指導を進めます。現代文の学習において各テーマについて一通りの学習が終了したのちに、今度はそれまで身につけた知識をもとにしてセンター試験過去問対策を行います。センター試験の過去問について細かく読解し、どの部分がどういった形で問われているのかをきちんと理解して解答できるようになる力を身につけます。適切な選択肢を正確に選ぶための要素を過不足なく本文から抜き出す方法を身につけます。

古典についてはまず古文から学習指導を行います。まずは古典文法を確実に理解することを最初の目標とします。そして文法事項の学習を終えたのちに、古文読解教則本を使って例文ごとに現代語訳作業を行います。その訳文については授業において丁寧に添削したうえで、必要な情報については解説を加えます。教則本の暗唱が終了したのちには古典長文の全訳作業を行います。基本的には宿題の段階で全訳作業を行ってもらいますが、その際には源氏物語などひとつのストーリーを読み込む形で進めます。そしてその中ででてきた単語について随時本文に即した形で暗記して、知識をストックしていきます。古文の学習がひと通り終了したのちには漢文の学習へと進みます。古典文法の知識をもとにして漢文の句法を例文ごとに身につけていきます。句法についてひと通りの学習を行ったのちには、次は古文と同じく長文の全訳作業を行います。その際には白文の状態から書き下し文、そして現代語訳へとつなげる形で進めます。漢文の学習についてひととおり終了したら、次はセンター試験過去問の対策を行います。古文、漢文両方において問題練習ののちに現代語訳を行います。そして随時研究と復習を繰り返して知識をストックし、未知の問題に対応できる力を身につけることを目指します。

現段階では以上の内容にて学習指導を予定しておりますが、随時ご要望を承りながら学習指導内容に反映させます。何卒よろしくお願い申し上げます。