トツゲキ人生「年末」

トツゲキ人生・シーズン3

先生方、お取引様へのご挨拶も一様に完了した。何だか今年は昨年とはまた違った気持ちのスッキリ感を得ることが出来たように思う。ただ、そうは言っても、師走。退っ引きならない事が次々に起きる時期であるコトを念頭に日々、闘ってゆかねばならないのは間違いない。油断は禁物である。フワフワした気持ちに成りがちで有るからこそ、落ち着いて平常心を保ち、気を引き締める必要があるのだ。そんな矢先に数々の小さなトラブルが引き起きた。長年愛用し続けてきたPCがいよいよ壊れる予兆を発起したのだ。如何せん良からぬ気配を感じたので、予備の為に新しいPCを注文。会社的には九死に一生を得たのは良かった。けれども、さらなる次のシーンでは仕事でドタバタと立て込んでいたコトもあり急ぐは焦るはで、何かの拍子に車を凹ませるという惨事に見舞われた。そして挙げ句の果てには、スタッフからも良からぬ一報。不注意で自分の車バッテリーをお客様のお宅で没らせた、というものだった。お客様に直接的なご迷惑をお掛けすることも無く、何よりもスタッフ自身に一大事がなくて良かった。PCには修理の必要が出る!、自分ところの車を凹ませる!、バッテリーが没る!、で何かと余分な物入りが重なったこともあり若干、気分も凹み気味であった。気を引き締めるぞ!、と言うはみたものの実際には、引き締まっていない、ことを実感し反省した。やはり、そう考えると何だか妙に落ち着きを取り戻すことができ、前々から考えていた名案が正にこんな時にも関わらず思い浮かんだ。

みんな師走ともなると、やはり気持ちが浮つくものなのだ。そんな浮ついた気持ちを少しでも引き締めるべく、年末年始に向け士気を高める為に何かオモシロい事をやることにした。これが、漸進会、の始まりである。善は急げとばかりに会食場所を予約。オフィス近所に、三田屋本店、という落ち着いて食事を楽しみながら会話の出来るところがあるのは幸いだ。「第一回」というコトなので、マネージャーだけ、をとりあえず集めて開催することにした。それに伴って該当スタッフ皆に周知させるべく詳細メッセージを一斉送信。返信からは、喜びの声、を感じた。そして次の日、水を得た魚のように私を含めて皆がテキパキと仕事をすることが出来るようになっていた。楽しい!、というエッセンスが年末年始に催されるからに違いない。こんなちょっとした機会から、福利厚生の大切さ、を学ぶことが出来た。スタッフ皆が充足感を得て日々、成功成長に邁進する為には多少なりとも潤滑油は必要なのだ。これは良い気付きである。

一昨年よりも昨年、昨年よりも今年、今年よりも来年へと少しずつ会社の環境が良くなってきている中、今年もいよいよ年の瀬に差し掛かってきて、翌年のご予約を受け付けたり、年内の対策を段取りしたり、と大忙しだ。そんな中でも毎年恒例ともなろうとする我が社的、我が家的なイベントを忘れてはならない。それは、お年賀の作成だ。仕事というよりも趣味の一環という傾向が強い。会社向けに作成する作品としては、クリアーホワイトを基調として私自身が元ネタを毎年この時期までに徹底的に練り上がる。そして、そのイメージをカタチにして頂く為、一言二言だけ伝えて後は(株)石田フォトスタジオの石田氏に全てお任せしている。次に我が家向けに作成している作品としては、我が家の特殊部隊を被写体として、後は同じように全て石田氏に自由気ままに撮影頂いている。今年はどんな撮影になるかな、という期待感満々で週末ギリギリに予約を取り付けることが出来た。地元姫路へのちょっとしたドライブ。少し違った角度で姫路を感じ、美味いもん食ってオモシロい事やって、年末のハラハラした気持ちを落ち着けることにした。