しゃかいほしょうせいど

学校で「現代社会」の科目を学習している高校生達なら、恐らく何となく理解出来ているだろう。現代社会を学習する重要性は、現代社会で生きていかないといけなくなる可能性を有するからこそ、学習しなければならない。そこで、現代社会制度の中でも特に自分達の生活で密接に関わる恐ろしく大切なモノがある。それこそが、社会保障制度だ!!

『今、幸せですか?』

この質問について、是非、自問自答してみて下さい。いろいろな事を考えて自分の心の中で答えを出してもらいたい。この質問に隠された意図、そして、積み上げられた積み木そのもの!!子供達には、見えないにしても親御様達には、その側面が見えるはずです。社会保障制度の根幹が無意識の中の意識に根を下ろしています。ちなみに私は、今は、とにかく幸せです!!それに私が直接、預からせて頂いている子供達は、もっと、もっと幸せなはずです。

時折、私は、上記のような質問を子供達に聞いています。もちろん、親御様達には、内緒です(笑)。。。

和田『ちょっと聞きたい事があるんやけど、聞いても良い?』

生徒『え、何?』

和田『おまえ、今、幸せか?』

生徒『え、まぁ。う、うん。幸せやで』

和田『良かった(笑)』

生徒『え!?急に、何よ?』

和田『いや。別に何でもない。』

生徒『なんやねん(笑)』

この質問を投げ掛けて答える時、男の子でも女の子でも必ず共通した一面を見る事が出来ます。それは、みんな複雑な表情を浮かべながら、照れくさい言葉の向こう側で必ず微笑ましい笑顔になっているんです。これは、まさにご家族の愛情の結晶と言っても過言ではないでしょう。親御様達は、子供達のために子供に対して厳しい事や辛い事を告げたり、叱咤したり、笑ったり、泣いたりしているからこそです。こんな何ともない会話が出来るのも幸せであるからであり、社会保障制度が取り巻く環境で、親御様が毎日厳しい現代社会の中で頑張り続けているからだと認識しています。

ただ、このように偉そうな事を言ってる私は、実を言うと最初からそのような大きな環境の中に存在していなかった人間なんです(今は、違いますよ)。これまで生きてきて私は、就職というモノを一度もした事がありません!!つまり、就職活動というモノも一切、経験した事がないのだ。年金の現況調査的なモノでも「国民年金◯◯◯ヶ月」とだけ書いてあるだけ!!Simple is best…自分お生き方そのもののようだ。だから、弊社のスタッフよりも社会的な常識(?)があまり無い。それに加えて、大学での就職研修でレクチャーされるような振る舞いも出来ない。時には、恥ずかしいと感じる事があるのだが、あまり気にしていない(笑)それが、私です。

ならば、どうやってその環境の中でやっていけてるのか?

自分がその取り巻く環境を作ろうとすれば良いんです。早い話が、自分で仲間に入れてもらえるようにするって事です。その方法としては、受験塾家庭教師の邁進の方法に大きなヒントが隠されています。学習指導を行っている家庭教師達に社会保障制度をしっかりと適用している家庭教師を派遣している業者さんは、とにかく少ないはずです。兵庫県でも「家庭教師」かつ「正社員」のキーワードで、兵庫労働局のハローワーク求人サイトでの求人募集検索に引っ掛かるのは、弊社ぐらいなものらしいんです!!

まずは、労働基準監督署に出向き、そこで、自分達の事業に合った労働基準法を片っ端から理解する事から始まります。朝から晩まで、まるまる2日掛かりました。もちろん弁当持参で伺います。まさに100問100答!!分からなければ気が済むまで担当職員に質問を迫る。そして、答えを出して納得する。少なくとも納めている税金分ぐらいは、質問しまくってもバチは当たらないだろう!?だから、必死で、質問して、必死で頭を動かして、学習する。ある程度、理解出来れば申請手続きの段取りをその場その瞬間で仕上げてしまう(忘れていまわないように)。ちなみに労働基準監督署には、労働災害保険と労使契約、36協定、等の制度的な内容と欠除策を相談させて頂きました。

次に、兵庫労働局ハローワークに出向いて、雇用保険、失業保険、各種申請のあれこれを労基署と同様、質問攻め!!やはりここでも朝から晩までの作業となったのだが、比較的、労基署でお世話になった事もあり、まる1日で理解する事が出来たので、良かった。そこでは、オカゲ様で様々な温度差とギャップも勉強すること出来ました。ちなみに兵庫労働局ハローワークでは、雇用保険や求人事業所条件、契約書の内容で等の相談をさせて頂きました。

最後に社会保険庁に出向きました。ここでは、厚生年金と健康保険についてを勉強しました。社会保険庁での国民健康保険と地方自治体での国民健康保険のニュアンスに温度差がある事には、驚きました。私のような事業者は、市役所に出向いて話し合いを詰めます。しかし、労働者については、社会保険事務所で話し合いを詰めなければいけない!?何とも2度手間(汗)。。。だから、私は、電話で事済ますようにしている。移動時間を脅かされなくて良いからだ。ただ、電話で事を済ますには、やはりまる2日の100問100答を経たのは、言うまでもない。各署担当の職員さんには、ご迷惑お掛けして申し訳ないと思っている。

(1)労働保険
労災保険(支払給与の3/1000)と雇用保険(支払い給与の11/1000。※ このうち、7/1000が事業者で、4/1000が労働者)の合算という事を知り、納付に繋がりました。

(2)労使関係
雇用契約書の作成、求人募集に繋がりました。

(3)健康厚生
健康保険と厚生年金を納めるには、納付一覧表を利用して、納める必要がある。例えば280000円の支払い給与が発生すると、健康保険23,680円(使用者負担11,840円と労働者負担11,840円)と厚生年金43,972円(使用者負担21,986円と労働者負担21,986円)を納める必要がある。しかし、労働者と使用者は、これらの費用を折半する事で、労使関係を維持する必要性があるのだ。

これらを経て、1週間後には、社会保障制度の仲間に加われたのだ。実際、弊社、正社員で日々頑張って働いている若手(?)達がお客様の大満足を追求させて頂く事に繋がっています。

ならば、受験塾家庭教師へ入社させるには、どうしているのか!?

これは、とにかく大変です。家庭教師だからと 言って軽はずみな気持ちで、エントリーしてはいけない。この軽はずみな感覚では、まず不採用!!だから、そういった信念でエントリーしていない事をアピ るうえでも、履歴書と職務経歴を自筆で作成しなければならない(当たり前)。コピーやパソコンでのプリント・アウトをしたモノでエントリーしてもらいた くない。これは、まず不採用になるだろう。「受験塾家庭教師に入社したい」「自分の力を活かして仕事がしたい」という気持ちを大きく持つべきである!!手でしっかりとペンを持ち、左手で書面 を押さえて正姿勢で取り組む必要があります。エントリー書類が到着したら、即時開封し、書類審査に着手する。審査人員は、総勢2人。少ないと思われるかもしれないが、これで十分なのだ。まず、私が 見て、心の中で、採否を決定しいている。普段から培っているインスピレーションがモノを言う瞬間でもある。専ら、感覚で決めている。学歴は程々に☆社会の中へ自分を置き去りにして、どんだけ真剣にそこから這い上がろうとさせたかを書面と筆跡を通して確認している。次に担当の人間が書類の審査を行う(もちろん担当とは言っても家庭教師として活躍している)。そこで、その担当が興味を示せば連絡を入れるようになっている。ただ、なかなか難しいようだ!!。。。100人の書類審査を経て、面接に辿り着 くには、約10人程度、そして、面接を合格するには、約5人程度、そして、研修期間を加味し、正規社員になるのは1人ないしは、2人だ。研修は、3ヶ月程度の所用時間を要する。その間に組織を理解し、私を理解し、お客様の満足を獲得させる為の簡単なスキルを身につけなければいけない。ただし、その期間は、正規社員と同等の社会的地位を確保させる必要があるので、弊社準社員として業務に励んでもらう。

それでは、正規社員と準社員の大きな差は、どうなのか?

厚生年金と健康保険を会社が負担するか否か、福利厚生や交通費、通信費そして、車両を適用してもらえるか等の大きな差がある。

ならば、準社員にメリットは、あるのか?

ハッキリ言って、ある。確かに源泉徴収税、雇用保険、労災保険を徴収されてしまい、年末調整もしっかり行われているのだが、これは、生きていくうえで、大変、重要な要素となります。確かに手取りの給与としては、若干、目減りしたようにみえるのだが、社会的地位が確立される事に繋がる。

具体的にどんな時に?

納税証明書、所得証明書(源泉徴収表)などの提出を促された折に役立ちます。これに、住民票が重なると持ち家ないしは、持ちマンションを購入する可能性にも繋がります。ちなみに住宅ローンなんかを組む際、借入金、ローン、等の金融資産が無い場合でも税込所得の2割ないしは、多くて3割程度の考え方を考慮して頂ける可能性を有します。

これらのような様々な土壇場を経験し、その都度毎に考えて問題を解決していった人間であれば、理解出来るはずだ。目先の損得を考えて家庭教師として、業を成す講師であるならば、まぁ〜理解出来ないだろう。20代30代40代の一時の生活は、維持されるものの、さらに5年後、10年後、20年後の将来性に大きなしっぺ返しが待っている。その時に考えて、行動しても体がついてこないという事情等、様々な諸事情がつきまとう。社会保障制度の仲間に入っていないというのは、現代社会から黙秘の拒絶を受ける事に繋がりかねない。

頭と体と人を動かせば、時間とお金は、節約されます。そして、それが、講師の安定性に反映され、お客様の満足と子供達の笑顔に繋がっていきます!!!

アッという間でした(笑)