漢検対策のワンポイント

国語大嫌いな私でも最近では、漢検対策も準1級ぐらいまでならば十分に対応出来るようになってきた。これまで大凡3年程度の道のりは過酷だったが毎日コツコツと取り組んできた介はあるようだ。ただし、その副産物として手に入れるコトが出来たものは計り知れない。さらに子供達を導いていくうえで幾つか便利な方法も構築することが出来ている。とは言っても実践しなければ意味を成さないので最近ではとことん実践している。

ヘンやツクリを学ぶ為にもってこいの方法・・・

本来ならば「覚える」という動作が確かに一番手っ取り早い手法だ。けれども子供達にとって「覚える」というのはとても大変なコト。わざわざ子供達の心に潜む邪魔臭い魔人とも闘いを挑む訳にもいかない。そこで私は「見て慣れる」という手法を実践している。これは複雑なコトを無意識な心境に訴え掛け続け、気が付けば覚えてしまっているようにさせるのが狙いだ。

環境の整え方は至ってシンプルで、子供達に毎日、毎日練習してもらえるように願いを込めて私自らが工夫しながら漢字の宿題を手書きしている。だいたい45分もあれば3ステップ分、又は2テスト分の漢字をほぼ全て書き写す事が出来る。ノートにすると12、3ページ分ぐらいになるだろう。

この書き写す作業は一見、無駄なように思うが不思議とこれまでに一番、宿題の達成率が高い。加えて言うならば子供達の手元に一番近い存在と成り得る。だから子供達の苦手な漢字や傾向が手に取るように素早く理解出来て、対処方法を探さなくても速やかに改善させることに繋げられる。大きな効果を掴みにいくよりも小さな効果を積み重ねていくコトの方が大きなリスクの回避にも繋がるだけでなく、想像以上の遥かに大きな効果を得られる。