兵庫県立姫路工業高等学校デザイン学科への転入についての意思

小論文+α
http://www.jyukenjyuku.jp/syouronbun.html

(1)志望理由

兵庫県立姫路工業高等学校デザイン学科を志望します。その理由は貴校ホームページをご拝読させて頂き,現状のこと将来のことを考えるうちに,アイデアを具現化することで「人を必ず魅了できる」ということに気付き,そこに学びと驚きを感じたからです。自分自身もこのような感性を持ち,これから出会う人達に喜んでもらいたい,そのうえでデザインを通して,桁違いの経済を動かしたい,と考えるようになりました。入学後の計画については,まず基礎的なことを徹底的に身につけ,そのうえで「オリジナリティを表現する」ということを在学中の2年6ヶ月,挑戦し続けます。とにかく技術を学び鍛えることが肝要である,と考えております。そして「自分」の中から溢れてくるアイデアが,如何に世の中で通用するのか,ということに狙いを定め,インスタグラムやツイッターといったSNSで表現してまいります。自分の作品を積極的に公開し,できる限り多くフォロワーを集め,「声」を拾い,改善改良を積み重ねる良い機会にするつもりです。将来の夢については,グラフィックデザイナーなおかつイラストレーターとして,「ニーズをデザインする」ということを仕事にしたい,と考えております。具体的には,企業でマーケティングを担当したり,より多くの人に注目してもらえるような結び目を作ったり,人と物と事に接点を生み出せるような技術の向上に,生涯かけて没頭してまいりたいです。

(2)現状のこと将来のこと

新型コロナウィルス感染症が蔓延する中で,将来に危機感を覚えました。高校も休校になり,「自身がやりたい」と考えていたとしても環境が整っていなければ,力を発揮することができず,時間ばかりが過ぎてしまうだけで,機会点もまた失われてしまう強迫観念があります。実際,近くの園だけでなく,全国的にみても営業停止になったり休園したままだったり,その最中,失業される方々の話を耳にすると,どうしても考えてしまいます。引き続き高校2年半その後の専門学校2年間を経て,仮に世の中に出た時に,果たして自身のやりたい仕事が自身に回ってくるのか,という不安が拭いきれません。このような状況が存在する中では,どうしてもドルフィントレーナーとして仕事をしたい人達が特定の地域に溢れてしまうことは容易にわかります。苦楽を共にしてきた仲間達と共に競争するかたちとなり,いずれにせよ悲しい気持ちになる可能性を含んでいるならば,一生の仕事にしていけるか,というと正直言って自信がありません。今後,自身が培う力では,もうどうすることもできなくなってしまう恐れがあることを理解しました。でもイルカや動物達のことは大好きです。そこで自身に何ができるのか,を考えた時に「絵を描くこと」でした。デザインを一から学び,当初全く考えていなかった大学への進学を果たし,技術的なことだけでなく経営的なこともまた学びたい,と考えるようになりました。ドルフィントレーナーになれなくても,ドルフィントレーナー達だけでなく園そのものが運営していけるような環境構築のお手伝いができれば,多くの人達に喜んで頂ける環境や機会を増やしていくことができます。そしてこれはコロナ関係なく,自身の力を発揮することに繋がる世界だと理解しました。

(3)デザインで桁違いの経済を動かしたい

休校中,入院中を通して現状のこと将来のことを考える中で,書籍を7冊読みました。北川一成さんの「変わる価値」,末永幸歩さんの「13歳からのアート思考」,佐藤可士和さんの「世界が変わる「世界」の見つけ方」,一澤信三郎さんの「愛され続けるかばんの本」,ウォルターアイザックソンさんの「スティーブンジョブズ1」「スティーブンジョブズ2」,梅原真さんの「ありえないデザイン」,です。中でも梅原真さんの本には感銘を受けました。「デザイン」を「デザイン」として世の中に生かすには,とにかく行動力が大変優れていなければならない,と感じました。「デザイン」をするために,その場所へ足を運んだり,いろんな人の話に耳を傾けたり,そうやって自分の経験や技術をベースに「アイデア」を落とし込んでいく。その場にあるものを即座に吸収できる姿勢は,それら行動が裏打ちされているものだと分かります。在り来たりな現代風に寄せるのではなく,根本的に存在していたローカルなものを如何に,皆にわかりやすく伝えるのか,というところで勝負をしておられます。人に見てもらえる,手にとってもらえる,という現象を無意識に起こす世界があって初めて「デザイン」が存在することを知りました。デザインとは世の中に欠かせないとても貴重なものだと改めて気付かされたました。

(4)兵庫県立姫路工業高等学校デザイン学科に対する理解

<デザイン科の教育目標>

① 社会生活の基礎となるルールやマナーを身に付け、基本的生活習慣を確立する。
② デザインの学習を通し、広く国際理解や環境、福祉問題など社会への関心を高め、奉仕意識を醸成し、心豊かな創造性に富んだ人材の育成を図る。  
③ 基礎的学習に重点を置き、特に情報技術に関する教育内容の充実と指導体制の組織化を図る。
④ 個々の自己実現を目指した進路選択が的確に行えるように、教科内容の検討と組織の充実を図ると共に、生涯学習に対応させる。

<校訓「自律、創造、敬愛>

「ものづくりを通して、社会を担う一員としての自覚を養う人づくり」
「知、徳、体」の調和のとれた、明日を担う心豊かな人間の育成を図っています。社会の進展や技術の進歩に対応できる、国際感覚を備えた創造性豊かで使命感に満ちた、実践的・行動的な工業人の育成を図っています。

<教育目標>

心豊かな人間の育成と個性の伸長を目指しています。
・スローガン「姫路発 ~ 工業教育のトップランナー ~」
・高校生ものづくりコンテスト全国大会に3部門
・若年者ものづくり競技大会全国大会にも3部門
・合言葉「ア・ヒ・ル」
「挨拶する・人の話を聴く・ルールを守る」
・新しい合言葉「ア・ヒ・ル・の・子」
「挨拶する・人の話を聴く・ルールを守る・伸ばそう個性・コミュニケーション能力の向上」
当たり前のことを当たり前にこなし、自分を律し、他者を思いやる心を育むことで社会の一員としての自覚に目覚め、自分のことをきちんと理解したうえで、かつ、多様な人たちとのコミュニケーションがとれるよう努力することで、社会に有用な人材として羽ばたいてくれる。

<教育活動>

1 学びの意味を考える 
2 学びの質を追究する
3 学びの継続を実践する

<デザイン科で取得できる資格>

計算技術検定情報技術検定レタリング検定基礎製図検定トレース検定カラーコーディネーター検定グラフィックデザイン検定ディジタル技術検定日本漢字能力検定工業英語検定初級CAD検定危険物取扱者実用数学技能検定パソコン利用技術検定機械製図検定

<カリキュラム(1年生)>

国語総合,現代社会,数学Ⅰ,科学と人間生活,体育,保健,美術Ⅰ,C英語Ⅰ,家庭基礎,工業技術基礎(デザインに関する基礎的な技術を実習によって体験し,各分野への興味関心を高める。 「工業技術基礎」の学習を通して,工業の基礎的な技術を身につける。 また,作業を正しく能率よく進めるための知識、技能を習得する。),演習(デザイン実習における,各種用具の使用法を習得し,造形の基本技法を学ぶ。 また,社会におけるデザインの役割や必要性を知り,デザイン的な能力,表現力,創造力の基礎を身につける。),製図(製図に関する以下の能力と態度を育てる。日本工業規格及び工業の各専門分野の製図に関する知識と技術を習得し,制作図や設計図を正しく読み取る。製作する部品や製品の図面を構想し,作成する。トレース技能検定3級の取得を目指す。),情報技術基礎(社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに,ソフトウェア・プログラミング・ハードウェア,マルチメディア・制御・通信など,情報技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用する態度を育てる。)

<カリキュラム(2年生)>

国語総合,世界史A,数学A,生物基礎,体育,保健,C英語Ⅱ,演習B(各課題について高い関心を有し,創意工夫をして積極的に取り組む態度を養う。 プロダクトデザイン,インテリアデザイン,グラフィックデザイン等の幅広い分野の知識・ 表現技法を身につけ,コンセプトに基づいた作品制作を行う。),実習A(各課題について高い関心を有し、創意工夫をして積極的に取り組む態度を養う。 プロダクトデザイン,インテリアデザイン,グラフィックデザイン等の幅広い分野の知識・ 表現技法を身につけ,コンセプトに基づいた作品制作を行う。),製図(図学と製図の基礎的な知識をもとに,1立体を平面上に表示する力と2平面上に表示され た図から立体を把握する能力を養い,それらの技術に習熟する。さらに,CADに関する学習も行い、デザインの幅広い分野における基礎的技術として活用する。),マルチメディアデザイン(各課題について高い関心を有し,自らの発想により積極的に取り組む。コンピュータグラフィックにおける基礎的・基本的な内容を理解し,表現技法を身につける。それを基に創意工夫し表現できる。),デザイン技術(デザイン技術に関する知識と技術を習得し,実際に創造し応用する能力と態度を育てる。),デザイン史(造形とデザインについての歴史的理解を深め,デザインを創造し,鑑賞する能力と態度を 育てる。また,日本の造形文化に誇りをもち,その発展を図る態度を育てるとともに,国際化が進む中で,諸外国の造形文化についても理解する。)

<カリキュラム(3年生)>

国語表現,日本史A,現代文A,体育,C英語Ⅱ,実習B(各課題について高い関心を有し,優れた作品を生み出すため積極的に取り組む態度を養 う。プロダクトデザイン,グラフィックデザイン,クラフトデザイン等の分野で創造性を発揮し,コンセプトに基づいた作品制作を行なう。)

マルチメディアデザイン,課題研究(各課題について高い関心を有し,自らの発想により積極的に取り組む。コンピュータグラフィックにおける基礎的・基本的な内容を理解し,表現技法を身につける。それを基に創意 工夫し表現できる。),実習A(各課題について高い関心を有し,優れた作品を生み出すため積極的に取り組む態度を養 う。プロダクトデザイン,グラフィックデザイン,クラフトデザイン等の分野で創造性を発揮し,コンセプトに基づいた作品制作を行なう。)

デザイン技術(デザインの専門分野にいて幅広く学習し,デザインの社会的使命を理解する。 デザイン企画,及びビジュアルコミュニケーションデザイン,プロダクトデザイン,クラフトデザイン等の基礎知識を身につける。),デザイン史(造形とデザインについての歴史的理解を深め,デザインを創造し,鑑賞する能力と態度を育てる。また,日本の造形文化に誇りをもち,その発展を図る態度を育てるとともに,国際化が進む中で,諸外国の造形文化についても理解する。)

(5)入学後の約束

貴校における学科試験への対応については,全科目に対して平均点以上の確保を努力致します。技術的な検定試験への対応については,情報技術検定,レタリング検定,トレース検定,カラーコーディネーター検定,グラフィックデザイン検定,ディジタル技術検定,日本漢字能力検定(準2級,2級),実用英語技能検定(準2級,2級),初級CAD検定,パソコン利用技術検定,に対して前向きに挑戦してまいります。卒業後の進路については,神戸芸術工科大学芸術工学部ビジュアルデザイン学科Web・モーショングラフィックスコースへ進学するつもりです。

神戸大学医学部保健学科。面接対策(原稿の一部)

・志望理由

特に貴学に在籍させて頂いている姉の存在は大きく,小学校から持ち続けている夢と希望を実現できそうな状況から影響を受け,私も貴学で鍛えられたい,と考えております。その中で臨床検査技師の資格取得だけでなく,大学院への進学で修士2年,博士3年を積極的に学びたい,と考えております。さらに資格取得後4年目には細胞診検査の実務1年間を経て認定試験後,細胞検査士資格取得を目指しております。このように着実に将来性を築くことができるので志願させて頂きました。

・臨床検査技師になりたい理由

生まれつき病気がちだったこともあり幼い頃,様々な検査にかかっていました。そこで臨床検査技師の方に異常を発見して頂き,その結果,医師からは◯◯◯○◯◯疾患と診断されました。しかしこの病気は原因不明であった為,臨床検査による対処療法を12年間継続しました。お陰様で現在は完治致しております。このような自分自身の経験がきっかけとなり,臨床検査技師になることを志しました。

19-1神戸大学医学部保健学科臨床検査専攻1回生
20-2神戸大学医学部保健学科臨床検査専攻2回生
21-3神戸大学医学部保健学科臨床検査専攻3回生
22-4神戸大学医学部保健学科臨床検査専攻4回生
23-就職すると同時に検査技師1年目で修士課程1年目
24-検査技師2年目で修士課程2年目
25-検査技師3年目で博士課程1年目
26-検査技師4年目で博士課程2年目(細胞診検査の実務1年)
27-検査技師5年目で博士課程3年目(細胞検査士資格認定試験を受検)
28-検査技師6年目で本格的に世の中で活躍する。

九州歯科大学歯学部。面接対策(原稿の一部)

・志望理由

私自身,歯の健康は身体全身の健康に繋がると理解しており将来,地域住民のことを考え,科学的に実践できる歯科医師になることを目指しております。そこで貴学では6年間,留年することなく卒業し,国家試験に1回で合格できる環境があり,新卒合格率も90%程度に達していることから志願させて頂きました。また公立大学として歴史が古く,貴学同窓会が各都道府県に存在し,在学中だけでなく卒業後も充実したサポートを受けることが出来る点で大変魅力を感じております。

・歯科医師になりたい理由

「幼い頃から歯の健康を守っておけば身体も健康になる」と教えられてきたことがきっかけで歯科医師を志すようになりました。実際に,中学高校では大きな病気をすることなく,今に至ります。この経験をもとに,定期的かつ継続的に歯のメインテナンスを推し進めることは地域貢献に繋がる,と理解致しました。先ずは,地域におけるカリエスフリーの割合を90%以上達成したい,という気持ちで自信をもって勇気をもって臨むつもりです。

熊本大学医学部医学科。学校推薦型選抜Ⅱ(志望理由と入学後に学びたいこと)

小論文+α
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(志望理由と入学後に学びたいこと)

熊本大学医学部医学科による学校推薦型選抜Ⅱを志願させて頂く理由としては,女性柴三郎プログラムを経て医学博士とする女性基礎研究医になり,がんにならないように予防する,治せないがんなら進行を遅らせる,ということを研究したいからです。3年次の基礎演習を経て,4年次から6年次までのプレ柴三郎プログラム,卒後臨床研修ならびに大学院でも柴三郎プログラム,大学院ではがん博士育成プログラム,それぞれに参加し,がんの予防や治療に関する研究を進めたい,と考えております。そこで貴学大学院生命科学研究部の三浦恭子准教授による老化・健康長寿講座を受講し,ハダカデバネズミはがんを発症し難いことで知られている為,ハダカデバネズミの癌化耐性の制御機構を研究するつもりです。がんが発生し難いのはがん抑制遺伝子が発現すること,マウスの腫瘍を形成させる遺伝子が機能を失っていること,が挙げられます。これらは既に解明されており応用することで,人でもがんの発症を防ぐことができるかもしれない,と考えました。また海外研修においては積極的な参加が認められているので,直ぐそこに世界への門戸が開かれているならば,最先端の医学医療を学びつつ,世界に通用する英語力も培うことができる,という点で興味があります。将来的にも国際的な視野で医学研究を展開してまいりたいので,カリフォルニア大学ロサンゼルス校への研修留学に参加させて頂きます。このように様々な視点から研究を通じて世の中への貢献に繋げる中で,臨床医としては,常に医療を受ける側に立ち自身が病気になった時に治療を受けたい,と思えるような寄り添う心のある医師になることを目指し,そして研究医としては,世界中の未だ見ぬ人を一人でも多く救うことが自身の使命である,と認識し研究し続けられる医師になることを目指します。医師として生涯に渡り活躍できる人間力を身につけられるので,希望に満ちております。

産業医科大学医学部。志望理由書

小論文+α
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産業医になるために貴学を志願させて頂きました。その理由は三つございます。一つ目は,小学校4年生の時に「人の命にとにかく貢献したい」と考え,そして医師になることを決意したからです。○◯が病気で体に不自由を来しても,寄り添うことしかできなかったことに,悔しさを感じました。二つ目は,会社における掛かり付け産業医の先生に◯を助けて頂いたからです。◯◯にある◯◯病院での健康診断で影を発見して頂き,その後の検査で癌と診断されました。進行が早かった為,早期発見は大変有り難かったです。働いている人達の健康を守ることは本人だけでなく,その家族も守ることに繋がります。三つ目は,2019年7月のオープンキャンパスに参加させて頂きました。先輩方との会話の中で,学びを深めるための充実した環境の中に文武両道が存在している,と理解したからです。特に卒後研修では産業医学分野の前線で働ける知識を得られることに期待しております。

兵庫県公立高校の推薦入試で絶対に必要

小論文+α
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(1)志望理由 

貴校には夢と希望の実現に繋がる環境が存在するからです。特に姉の影響は大きく,小学校から持ち続けていた夢と希望を実現する一歩を踏み出すことが出来ました。私は将来,情報工学の分野で活躍したい,と考えております。そのためにはアドバンストクラスへ進み,勉学に励む必要があります。中学校生活での反省を生かし,充実した高校生活を過ごしたいので志願させて頂きました。

(2)高校で何を学びたいか

アドバンストクラスへ入る前提で,学びたいことは3つございます。1つ目は「産業社会と人間」 「WILL」「課題研究」という世の中で生き抜くために必要なことを学びたいです。2つ目は神戸大学または関西学院大学に向け,苦手とする科目や正答率が低い科目を最優先に,勉強したいです。3つ目は様々な目標を持つ多くの仲間達と共に,部活動や日常生活の中で切磋琢磨し,信頼信用を育みたいです。 

九州大学理学部。総合型選抜Ⅱ(第一次選抜の面接<一例>)

【小論文+α(面接対策)】
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(1)志望理由ok

貴学学部学科においては,地球を複合的なシステムとして捉えており,物理や数学,地学等ありとあらゆる自然科学を用いて,地球と宇宙の両方を取り扱う学科である,とする理解に落ち着き志願させて頂きました。自然科学をより深く学びたいと考えるようになったきっかけは,平成29年7月九州北部豪雨によって身内が甚大な被害を受けたからです。被害状況を調べるうちに,その原因を突き止めた時に面白さを感じるようになりました。大学卒業後は,貴学大学院へ進学し,産官学連携を主とした取り組みの中での研究に対しては積極的に携わってまいりたい,と考えております。

(9)尊敬する人物ok

津田雄一(つだゆういち)さんです。はやぶさ2プロジェクトチームのマネージャーであり工学博士です。このプロジェクトには開発コストの問題が山積みでるにも関わらず,サンプルを採取するため!,と成功するためならば何度も何度も試行錯誤を繰り返しました。このように学者として不屈の精神で地球の生命体の起源に迫っていこうとする姿勢に大変感銘を受けました。

九州大学
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/

九州大学理学部。総合型選抜Ⅱ(第一次選抜の小論文)

【小論文+α(小論対策)】
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自然現象について興味があることを3つのテーマで述べます。地震については,マグニチュード6以上の地震の場合,震源地付近で観測される磁場や周波数,電子数に異常が見られることに興味があります。地震の発生過程において,周波数の強度異常が約1週間前から現れ,1ヶ月後には消失する場合が多い。東日本大震災でも同様の結果が確認されており電子数にも変動があった。地震は地殻内部で応力が集中し,断層間の摩擦面で破壊が起こることにより発生する,といった力学的な視点だけでなく,磁場,周波数,電子数の変動のような電磁気学的な視点でも考慮できる,ということに関心を持ちました。今後は,磁場の異常変動が地層によって如何に変化するのか,といった疑問の解明に努力する中で理解を深めます。台風については,蓄積された情報を踏まえ発生要因や発達過程を結論づけ,台風の進路と勢力を如何にして予測できるのか,考えるうちに感心を持ちました。海水温度のみならず気流やコリオリの力なども台風と関連し,それらにより台風の勢力規模は変化する,ということが印象的でした。また台風は日本列島に大雨,高潮などの災害をもたらすだけでなく,日本海側でフェーン現象を起こし,猛暑を誘発する場合があります。農作物にも甚大な被害をもたらし,その結果,消費地では作物の値段高騰に拍車を掛けてしまいます。台風によって起こる環境変化は,人々の生活と密接に関わっています。そこで専門的な知識を身に付け,台風が及ぼす社会的な影響の軽減に応用したい,と考えております。オーロラについては,英語部の活動においてフィンランドで発生するオーロラを調べるうちに,幻想的な美しさに魅了されました。中でも,オーロラの発光輝線の色の間には,高度や電子のエネルギー強度,そして励起状態の分子による差異が生じて発生する,ということが分かります。これには美しさの中にも科学的な要素が含まれるなど,神秘的な感覚を目の当たりにし感動しました。発生要因は単なる光波現象だけでなく原子分野が関連しており,また宇宙空間との関連性が認められることを初めて知りました。その為より詳しい知識を落とし込もうとする好奇心に繋がりました。他にも,日本で稀に観測される低緯度オーロラが発生する際に起こる反応は,通常とどのような相違点があるのか,といった疑問に接し,他の自然現象への影響を探りたい,と考えるようになりました。

九州大学
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九州大学理学部。総合型選抜Ⅱ(志望動機書)

【小論文+α(出願対策)】
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九州大学理学部地球惑星科学科を志望します。地球を複合的なシステムとして捉えており,物理や数学,地学等ありとあらゆる自然科学を用いて,地球と宇宙の両方を取り扱う学科である,と理解しているからです。特に,大気流体力学,地球惑星科学,太陽地球系物理学,これら3つの学問には大変興味がございます。大気流体力学にはとても面白いと感じております。大気の動きを学ぶことで,天気の移り変わりを把握したり予測したりでき,「天気と人々とは密接に繋がっている」という観点で人々への生活に貢献できる,と期待しております。地球惑星科学では,地震を学ぶうえで決して欠かせない学問である,と理解しております。断層が形成される過程を解明すれば,地球内部にある沈み込みプレート運動によって起こる深発地震の発生を予測する技術が向上するものと考えております。太陽地球系物理学には興味深く感じております。プラズマ運動の生かし方等に大変関心があり,これを如何にして人々の役に立てることができるのか,という疑問への解決に没頭したくてたまりません。なぜなら大気流体力学や地球惑星科学と同様に,人々への生活に貢献できるからです。自然科学をより深く学びたいと考えるようになったきっかけは,平成29年7月九州北部豪雨によって身内が甚大な被害を受けたからです。被害状況を調べるうちに,その原因を突き止めた時に面白さを感じるようになりました。大学卒業後は,九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻へ進学するつもりです。そして勤勉かつ意識の高い学生達が在籍する環境下において,産官学連携を主とした取り組みの中での研究に対しては積極的に携わってまいりたい,と考えております。また将来的には協力企業への就職を果たし,世の中の役に立てる物やサービスを提供し続けます。

九州大学
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/

関西医科大学医学部医学科。学校推薦型選抜

小論文+α(小論対策)
http://www.jyukenjyuku.jp/syouronbun.html

関西医科大学
http://www.kmu.ac.jp/index.html

医師不足には,都会,地方,診療科,という特に重要と
考える3つのキーワードがございます。「都会」におけ
る医師不足について,特別区では5つの医学部がある区
中央部や3つの医学部の本部を抱える区西部などは医師
の数が多く,医療環境も充実していますが,区東北部や
区東部などは医師の少ない医療圏が存在します。特に,
東北部は中小の医療機関が多いものの医学部が少なく,
基幹病院と呼ばれる機関は2つしかありません。その結
果,多くの患者が区中央部の大学病院や高機能病院を利
用しています。「地方」における医師不足について, 2
004年にマッチング制度が導入されて以降,大学病院
以外の研修先を選択する医師が急激に増加しました。そ
の結果,大学病院の若手医師は減少してしまい,その分
を補おうと,大学医局がこれまで地方に派遣していた医
師を,大学病院へ戻す動きが起きた為,地方での医師不
足が顕著に増加しました。これは一見すると,医師が勤
務先を自由に選べることが,地方での医師不足を誘発し
ている,とも考えられます。「診療科」における医師不
足について,内科医,救急科専門医,産婦人科医,が挙
げられます。内科医では高齢化の加速で患者数が増え続
けているのに,医師の数が追いついていません。産婦人
科医では直接,患者の命に関わる仕事なので,患者が命
を落とす可能性もあり,時に医療過誤を疑われてしまい
訴訟に発展しやすい場合があります。救急科専門医では
慢性的に足りていません。しかし救急当直を担う体制が
整えば,他の診療科医の負担を軽減することに繋がり,
特に医師不足が目立つ地方の自治体病院でも常勤医は増
えます。これらを踏まえ先ず第一に,私が医師になるべ
き,と考えました。そしてこのような問題に対し,積極
的に向き合ってくれる仲間を一人でも多く増やす取り組
みに努める必要がございます。小さな取り組みも数を重
ね続ければ次第に大きな取り組みへと発展するからです。