白陵中学への合格を目標

(2)初回学習指導日

2016年4月1日(金)pm○:○○ – ○時間指導

(3)学習指導教科

算数 理科 国語

(4)学習指導教材

日能研テキスト 過去問 その他

(5)学習指導内容

2016年3月28日の体験授業ならびに進学相談の内容に基づき以下の内容でご提案申し上げます。また、4月1日にお父様にも御説明した、日能研の授業を減らした場合に基づいてご提案いたしますことご了承ください。

白陵中学への合格を目標にすえ、現状の成績の改善が何よりも優先課題になります。普段の塾での学習内容をお子様が自宅で復習し、実力として身につけることができるようフォロー体制を取りたいと考えます。現状では基本問題の理解がまだ万全ではありませんので、各単元をもう一度やり直し、解説することで何を理解してどのように問題を解けばいいのかを指導することから始めたいと考えます。解き方のパターンを知り、真似することで慣れていくという作業も大事ですが、まずは何をやっているのか、なぜここでこのやり方をするのかを理解した上で進めることが大事です。とても丁寧にノートを取っていましたし、意欲はあるので、実際に問題が解けるようになり、手応えと喜びを感じてもらうことで更に次へのステップに進むことができるはずです。塾での授業内容を一緒にに復習しながら理解を深めていただく指導を行いたいと思います。

まず早急課題として、夏休みまでに基本をしっかり理解して実力固めをし、応用クラスへあがることを目標といたします。応用問題にすすめれば、白陵対策のクラスの授業も理解できるようになりますし、秋からの過去問対策にもすすむことができます。日能研の授業を減らした分を補うべく、「特進クラスの算数」「特進クラスの理科」を導入し、横にスライド式に基本問題をマスターしたらステップアップした応用問題、過去問題へとすすめることが可能になります。短期間での実力養成を効率的にはかる所存です。白陵では算数が一次二次と重きを占めますので、算数に重点を置き、理科は暗記項目を大至急完全に覚えていただき、計算問題になどの演習に入りたいと計画いたします。基本を焦らず確実に理解することが実際には一番効果があり、合格への早道になりますので、まずはしっかりと学習内容・姿勢を改善し、目標へ向かって取り組んでいきましょう。

【算数】
複雑な計算問題を安定してミスをしないように力をつけましょう。毎日の計算練習が必要です。春季講習テキストの一行問題にも果敢にチェレンジしていきましょう。基本を身につけるため、春季講習テキストの全単元を一緒に復習、解説して、反復演習をしていきたいと思います。文章題はもちろんのこと、図形問題にもてがかりとなるように、ここでしっかり基本を学びなおします。少し学習時間が自分でも取れるようになりましたら、算数強化ツールのテキストの導入もかんがえますが、 まずは本科テキストの完全な理解を目標にいたします。春季講習テキスト、本科教室を徹底的にマスターす るまで、何度でも反復し、間違ったところ、手のつかないところは解説して一緒にどこがつまずきに原因に なっているのかを洗い出し、疑問の解消に努めます。 順を追ってレベルをあげていきますが、参考書として「特進クラスの算数」の導入をおすすめします。典型的な受験問題の解説はもちろん、白陵の過去問も多くとりあげてある参考書ですので、理解の伴侶に必ずなるはずです。基本問題がマスターできたと判断いたしましたら、同じ傾向の応用問題にチャレンジするという横スライド制で指導を行いたいと思います。

【理科】
理科の半分は植物や天体、大地の動きや昆虫、人体など暗記の項目です。これは本科教室ならびに春季講習テキスト、算数と同じく「特進クラスの理科」をふるに使い、要点をまとめ、とにかくひたすら暗記していただきます。暗記が完全になれば理科は平均まではすぐにあがる教科ですので、今から取り掛かれば一番早く結果につながる予定です。暗記しやすいように何がポイントで大事なのか、数パターンしかない出題に慣れていただけるよう解説指導いたします。同時に水溶液の化学反応やてこ、ばねといった計算問題は基本から丁寧に解説して問題を数多く解いていくことで実力の定着を狙います。春季講習で標準問題テキストであったことを幸いに万全の基礎力養成ができると思います。

【国語】
何より漢字の練習をしっかり毎日していただきます。ならびに国語知識として慣用句や四字熟語なども暗記していだたきます。文法は解説いたしますので、理解ができたらこれらは安定得点源となるはずです。説明文では筆者の言いたいこと、比較しばがら論旨をすすめる構成や例を枚挙して論旨展開する構造の仕組みを理解できるように指導いたします。傍線の引き方や指示語の部分に印をつけるなど、テキストとして文章を処理できる力を養います。物語文では心情理解や場面を思い描けるよう、語彙を広めながら人物の気持ちを的確に取れるようにいたしましょう。まずは選択問題で確実に正答を見つけられるようにし、それから記述問題の答え方を学習したいと思います。ゆっくり丁寧に本文を分析できる力を養います。

以上、現時点のご提案ではありますが、授業の進行内容、テストの結果などもその都度吟味して、ご要望がありましたら柔軟に対応していく所存ですので、ご遠慮なくお申し付けください。

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