合格に挑む1

(見えない行為そのものに変化を与える。)

シャープペンシルで勉強する際に必ず起きる現象がある。それは,折れる,という現象だ。これにより集中力が途切れるだけでなくフラストレーションもたまる。シャープペンシルを鉛筆やボールペンに変更するだけで,実のところ手元と頭との連動性が向上し答案効率が上がり,最後まで集中を切らすことなく答案作成に没頭出来る。鉛筆はシャープペンシルに比べて折れ難いだけでなく指先重量が軽い,それゆえ漲る力を込めやすく無意識に生じる手の疲れを引き起こし難い。またボールペンは鉛筆程の軽さを感じられないものの書く際の抵抗感が薄く,常に手元がスイスイ動いてくれるばかりか消しゴムを使う必要もない。消す作業を行ってからまたペンを持ち替える,といった単純作業でも数重なれば手間隙時間は膨大に失われている。折れる,という現象を解消するだけで思い掛けない集中力やその他副産物を見出せる。シャープペンシルを鉛筆やボールペンに変えるだけで極力ストレスを抑えたかたちで,頭と手元をスムーズに動かすことが出来る。