トツゲキ人生「受難」

トツゲキ人生・シーズン3

あけましておめでとうございます!、、、無事に2013年の幕が開けた。ただお目出度いムードは一切無い。嵐の前の静け、という感じだっただろう。正月三が日を静かに穏やかに過ごして、仕事始め、を迎えた早々、嵐が舞い降りた。新年早々いきなり某スタッフがお客様に対して我々に対して、誰もがハッピーにならない虚偽、という愚かな行為を行ったのだ。スタッフAいわく、休みの連絡をお客様から受けた!、という事象。お客様いわく、先生から体調不調による休みの連絡を受けた!、という事象。これはハッキリと食い違っている。それぞれの事象を耳に入れた途端、私もマネージャーも何もかもの業務をストップさせた上で直様、スタッフAを厳しく追問。状況を徹底的にマトメ上げて調査内容を精査。間髪入れずに事実関係を一致させることが出来た(嘘の上塗り、が発覚)。何もかもをマトメて即時お客様へご説明を申し上げた。それによりお客様は解約の意向を示した。当然のことである。お客様に対する申し訳無さ、スタッフAに対する憤り、で拳を握り締め歯を食いしばり悔しんだ。処分としては懲戒処分は免れない。改善報告書作成の旨を告げ、彼自身の体調不良を理由として準社員への降格を許可するカタチで収めた。それ以後、就業全状況を厳しく監視することになったことは言うまでもないだろう。手元の諸行はもちろん。姿勢、発言、連絡、報告、タイミング、居場所、通信状況といった有りとあらゆる視点やタイムラインに照準を当て、是正措置を図っている。人格的欠陥が改善するまで監視の手は間違い無く緩めないであろう。1つの虚偽でとんでもないことになる。彼自身、失ったものは計り知れないはずだ。曰く付きユトリ世代の洗礼を受けた感覚に浸った。

事間もなく引き続き次なる嵐が舞い降りた。組織として大阪への進出に歩みを進める為、数ヶ月程度の市場調査を行っていたにも関わらず、スタッフBが一身上の都合で退職の意向を示してきたのた。入社当初の言葉を信じ、早計上理水準の学歴経歴を信じ、大阪を任せるつもりだっただけに大きな打撃である(もちろんだが万一の時に備えて損害額は試算済み)。自分の事しか考えていない浅い人間であることが明るみとなった。言葉と行動を重ねると説明がつく。今となっては学歴程に口程に信用の置けるものは何も無い。その象徴的発言として記憶に残っているのは、リップサービス、という言葉だ。今まで、そのようなリップサービスでノラリクラリと人生という大切な時間を無駄に費やしてきたのだろう。10あって8割9割程度の勝算があっても、残り1割2割に???があると感じれば、勝負すらせずに身を引き逃げ出す。ただ考えようによっては、進出する前に見破ることが出来た、というのはある意味、効果を得た、と言える。予期せぬ大きなリスクを手中に収めずに済んだからだ。これまでの時間や費用や機会を失ったことは確かに手痛い状況ではあるが、仕切り直して臨めば良い。そう気を引き締めた折、5年前お世話になったお客様の言葉を思い出した。それは、高学歴無収入、という6文字熟語。当時、親御様がお子様に教えていたのを間近で聞いていたのだが、とてもインパクトが大きかった言葉だ。学歴相応で得るものが多い訳ではないからこそ、人は努力せねばならない。努力は必ず報われる。皮肉にもこの度のケースは大部分で当てはまる。ユトリ世代に引き続き、バブル世代の名残りを引きずったダラしない一面を垣間見ることが出来た。年が明けて1ヶ月すら過ぎていないにも関わらず、あんな事こんな事が立て続けに起きるなんて、出だし好調とはお世辞にも言えない。けれども1つ1つ乗り越えてゆくことで、さらなる進化に歩みを進めようと決意した。