トツゲキ人生「地図」

家庭教師をどうしてもお願いしたいんです。でもエリア対象外のようなんですが、、、

、、、というお話。正に空前絶後のナイスタイミング。間髪入れず事情も聞かずに即OKで快諾。エリア対象外だろうと何だろうとお仕事の話であらば可能な限り飛んでいった。早速、翌々日に電撃で打ち合わせを設定。ホームページをたまたま見付けて、何だか他社とは違う、という印象を受けてご連絡下さった。実はこれが最初の神戸のお客様からのご連絡。テンションが上がって上がって仕方が無い。都会やぁ〜、都会やぁ〜、という田舎丸出しハイテンション。けれども気持ち的に不思議な気分だった。なぜならば場所が神戸だからだ。何でもカンでもあるはずなのに、どうして私のところなのか!?、という疑問が先に立っていた。もちろん当日は緊張感まる出し。アワワ、アワワとなりながらも打ち合わせを敢行。小一時間程度で打ち合わせを無事に終えて、幸いにしてご依頼を頂くコトが出来た。特に神戸に住まなくても良いモノを持っていれば問い合わせは必ず頂ける。ただ間に阻まれる障害は幾つかあるだろうが取り除く事は十分に出来る。良いモノはやっぱり良いモノなのだ。神戸だろうと姫路だろうと何だろうと、いかなる場所に居てもお客様のニーズは必ず存在するのだ。これをキッカケに考えが前向きに加速した。

これまで姫路、神戸というイメージでバイパス経由、バイパス界隈という感じを払拭するコトが出来ず仕舞いで移動手段を決め付けていた。移動には大きな費用が掛かる、と錯覚していたのだ。東西の移動だからこそ費用が嵩む。ならば南北の移動だったら嵩張らないはずだ。一番ネックだったのは阪神高速の1回800円のみだったからだ。そこを切り抜ければ良いだけの話。その為にも居場所を少し北よりに考える必要があった。とは言っても兵庫県の真ん中辺りともなると冬場の積雪に少し困ってしまう。改めて地図を開いて移動1時間を半径として100%陸地で面積が覆われるという条件を重ねて円を描いた。南北の移動によって神戸のお客様を確保出来たり、駐車場の代金や移動に関わる費用が安いところ。そして山陽道、中国道、北六甲、神戸電鉄、JRという移動手段を活かせて、電車だろうと車だろうと、交通の便が良いところ。加古川姫路福崎にも地道で1時間圏内、高速道路でも1時間圏内。神戸の中央区や東灘区も1時間圏内。大阪でも1時間圏内。雪は降るが移動不能になる程には至らない、そんな都合の良い場所。どこだ?、どこだ?、どこだ?、といつものように自問自答。徹底的に地図を落書きしまくって直線を引きまくって円を描きまくった。そして導き出した結論が兵庫県三田市だった。付け加えて言うと三田という地名。何だか分かり易いし書き易い。小学校1年生でも分かる漢字だし響きがシンプル。さらに言うと妻の出産や産後のコトを考えた場合でも一石二鳥。実家が極めて近いことから何かありそうだったら実家にも任せられる。そうなると自然と仕事にも集中するコトが出来る。甘い考えかもしれないが里帰り出産という大義名分が世の中には存在しているので、こうなったら甘んじても良いだろう。子はいつまで経っても鎹、なはずだ。早速、妻に話したところ嬉し過ぎて飛び跳ねていた。恐らくのところ、親元気楽、というヤツだろう。確かに気持ちは分かる。

よし!!決まった。三田に住もうぅ===ッ、、、<つづく>