合格率20%でも岡山白陵中学校の合格を捥ぎ取る(3)

希望への道 2012・03/15 ー 2012・04/14

【算数】

(1.授業中の姿勢など)

[1]良かった点と改善するべき点

授業中の学習・宿題ともに非常によく頑張って取り組めています。最近特に計算での間違いは少なくなっています。テストをさせても最近は計算で間違えるところを見ていません。全て正解できています。日頃の授業の中や宿題の段階で文章題に取り組む際にはまだまだ計算間違いで×になっているところは見られますがそれもだいぶ数が減ってきています。テストとして計算に取り組む際には式を丁寧に何段にもわたって書いて解いていますが、文章題に取り組む際にはまだときどき頭の中で計算をしようとするくせがでてきています。大きくはその違いが現れているのだと思われます。

[2]対策

常に丁寧に式を書いて解くという姿勢を徹底することができれば、まず計算で間違えるようなことはないでしょう。どんな場合でも丁寧に取り組む、という姿勢を日頃から維持できるようになることが今後の目標です。今後の学習指導においても計算式については丁寧に書くという作業を徹底させます。暗算で答えを求めた場合、答えが正解であっても再度やり直しをさせます。計算ひとつで明暗が分かれるのが入試である以上日頃から習慣付けることは非常に大切です。

[3]授業内容

今月は白陵の算数ⅦーⅩと題して、旅人算・流水算・通過算・時計算・消去算について学習しました。例題レベルの問題については非常によくできています。旅人算について線分図を複雑に組み合わせて考えなければならないような問題や、流水算で少し方程式の考え方が必要になるような問題については少し苦労していましたが、最終的に理解ができていました。各練習問題についても比較的よくできています。全ての問題を完璧に正解させることはまだまだ難しいようですが、最近解説を行う際に途中で「分かった」と言って最後まで解くことが非常に多くなってきています。ヒントひとつで分かる場合もあれば、問題文を一緒に読んだだけで分かる場合もあります。特に後者の場合は最初からもう少し考えていれば最後まで自力で解ききることができていた内容だと思われます。日頃から問題を解く際に、あきらめる前にもう1歩深く考えるという習慣を身につけることを目標にしましょう。そうすれば本番の試験でも同じように、迷った問題についても正解に到達できるようになります。合格のためにはこうしたちょっとしたことの、ひとつひとつが大きな力になります。丁寧に式や図を書くこと、暗算をせずにきちんと筆算で解くことも同じです。合格のために、これら全て身に付けてしまいましょう。また今後は先の範囲に進むと共に、同時進行で済んだ範囲の応用問題にも取り組んでゆきます。今度は多くの問題にあたって応用力を鍛えていきましょう。

【国語】

今月は先月力を入れて説明をしてきました、説明文の中での段落の役割や関係、つなぎ言葉(接続詞)の理解確認、定着確認を行いました。まず理解速度を見るために、問題を用意して、じかにその解き方を見させていただきました。すると、先月にはなかった多くの「話題」や「要点」「感情語」などが書かれている文章に、線を引いていることがわかりました。先月には真っ白で、どこを本人が話の「要点」にしているのか、またどこまで文章の中にある「話題」に気づいているのか、わからずじまいでした。しかし今月は違います。文章を読むたびに線を付けて、しっかりとポイントを押さえていることが確認できました。またつなぎ言葉(接続詞)の問題は、今では彼女の点とりポイントであると言っても良いくらいの、正解率をたたき出すようになりました。このひと月で、彼女が接続詞の問題をまちがえたのは、たった1問です。それは実際の白陵の過去の問題を行ってもらっても如実にあらわれ、パーヘェクトに正解をしてもらえた時には、大変うれしかったです。

またこの「要点」に線を引いてもらうのは、理解力を高めるだけでなく、見直しの場合にも役に立ちます。難易度の高い問題である「この文章の要点を80文字前後で書きなさい」と、言ったまとめ問題の、文章全体を組み立てるための大切な要点になっていることが多く、線を引いている今は、相乗効果的に彼女の書く要点は前回よりずっとよくなってまいりました。今後はさらに書く事のテクニックを教えていくとともに、テスト用の書き方(時折話し言葉を使って書く癖があります)や、まとめ方を教えて参ります。

そして今月、特に気になったケアレスミスの改善に取り組んでいただいきます。と言うのもケアレスミスとして多かったものは、問題文への理解不足、簡単に申しますと、きちんと読めていないことにつきます。今回、文章をしっかり読んで意識して線を付けてくれるようになったのは大変良いことなのですが、今度は今まで問題文に注意するように線を付けていたことを省略するようになり「○○文字で書きましょう」「文章中の言葉を書きぬきなさい」「解答が~なことと、続くように答えなさい」などのような、答えに条件があるような問題の書き方を忘れて、解答する箇所が続きました。今後は問題文にも線を付けてもらい、このようなミスを徹底してなくしていってもらいます。

加えて毎回出させていただいています同異義語の漢字テストに関しましては、覚えにくい漢字を一生懸命覚えようと頑張ってくれているのが伝わります。もちろんテストで書くことが出来なかった漢字は宿題として書き取りの練習をしてもらうとともに、最終的には今まで覚えてもらった漢字全てのまとめのテストも行います。これできちんと定着しているか、確認をとります。またことわざも覚えてもらったものがずいぶん増え、大変素晴らしいです。また一般漢字の暗記も行ってもらっていますから、漢字で書けるものがどんどん増えてくる予定です。模擬テストで漢字を書くのに悩まないように、今後も毎回暗記することと、それを覚えているかの確認テストを随時行わせていただく予定です。

【理科】

(授業中の様子、実施事項および問題点など)

新学期になりました。ご進級おめでとうございます。新学年になり今まで以上にはっきりと受験を意識するようになり、気持ちも切り替わっていることと思います。学習内容もさらに高度になります。テキストも進んでいくにつれ、難問が待ち受けています。今までの理解力やそこに至るまでのご家庭での努力を基礎として、それらがしっかりと身に付くようにサポートしてまいりたいと思います。

さて今回の学習内容です。今回は豆電球と回路、電流と発熱、電流と磁界、ばね、てこについて学習しました。まず豆電球と回路ですが、直列回路と並列回路の特徴、および豆電球の明るさと電池の持ちについて、比を利用しながら正しく解くことが出来ていました。電流と発熱についても発熱量=水の質量×温度変化の公式を使って答えることが出来ています。抵抗の長さ・断面積と電流の強さに関しても、比例・反比例を駆使できています。電流とそれから生じる磁界の向きについても、区別して答えることが出来ています。力学分野のばね、てこについてはほぼ完璧に答えることが出来ていました。算数でも似たような考えを使うせいか、解法を自分のものにしている様子でした。これらの中では発熱量と抵抗の長さ・断面積のところで少し時間がかかっていたようでした。今月は物理分野ではそう詰まることはなかったのですが、宿題に出している地学分野で、未習のものも含めて説明が必要な物がいくつかありました。地層のしゅう曲や地層の出来た順番など、地層のでき方については一から説明をしていきました。天体については季節の星座や年周運動の説明を行い、それらを計算するための手順を説明しました。こちらは今後問題が出てくる中で確認していきたいところです。天気のところの飽和水蒸気量と湿度の関係も、説明後は単純に割合の計算に落ち着くので、すんなり受け止めることが出来ていました。大気圧と水銀柱・水柱に関しては考え方のみ説明しています。

(今後の対策および予定項目)

緑のテキストのほうが一段落し、とうとう二周目に入ります。それに先駆けて今までに解いたところのチェックテストを実施しています。チェックテストの結果については、まだまだ完璧とはいきませんが、この先二周目三周目と取り組む中で、精度を高めていきたいところです。と同時にいよいよ過去問に触れていきたいと考えております。徐々に受験を意識した問題構成になっていくにつれ、本人の意識もより高まってくるものと期待しています。物理分野がひと通り終わるまではもう少し時間がかかりますが、来月中には二周目に入り、知識固めに取り組む予定でおります。他の科目同様、本格さが増してまいります。学校での出来事などに気を取られてしまいがちではありますが、そこをぐっとこらえて、今まで以上に厳しく学習に取り組んで欲しいものです。

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合格率20%でも岡山白陵中学校の合格を捥ぎ取る(2)

希望への道 2012・02/15 ー 2012・03/14

【算数】

(現状と今後の対策)

授業中の学習・宿題ともに非常によく頑張れています。テストをしても得点率が向上しています。先日は初めて満点を取りました。また最近は計算が1度で正解できるようになってきています。やはり計算を間違える際の原因は式を丁寧にかかないことにあるようです。まだまだ時々計算間違いをしていますが、その際は計算式が適当になっていることがほとんどでした。また宿題で文章問題に取り組む際に、線分図の書き方において少し丁寧さが足りないということも言えます。最初の頃と比べると、だいぶ丁寧に書くようになっているのですが、まだ少し波があるようなので、今後の学習においては常に細かく丁寧に取り組むことが重要になってきます。また分からない問題の解説を行った際に時々見られるのが、解答を「考える」のではなく「覚える」という取り組み方をしていることです。理解よりも暗記を重視したような学習の仕方をしていることが時々見られます。もちろん算数はある程度の暗記は必要ですが、一番大切なのは「考えて」解答を導きだすという姿勢です。今後の学習指導においてもこの辺りの指導を徹底し、またその上で類題の宿題を数多く出題します。比較的時間のある春休みの間に多くの問題に取り組み、「考える」機会を増やしていきましょう。

(授業内容と今後の対策)

今月は白陵の算数ⅢーⅥと題して、比例配分・倍数算・相当算・差集め算・過不足算・つるかめ算を学習しました。今回は線分図をかき、比率や割合を使って求められている数値を導きだすという作業がメインとなる問題に集中的に取り組みました。各分野とも比較的よく理解ができており、スタンダード問題についても宿題の段階でよく取り組めています。これらの範囲の中では差集め算や過不足算は比較的得意なようでしたが、その一方で特に相当算と比例配分が苦手なようでした。差集め算や過不足算においてもあまり線分図は使わずに、表を使って解いていましたが、おそらく塾で習った方法なのだと思います。しかしその方法も単に手順を暗記しているだけで使いこなせていないように思います。典型的な形と違うパターンのものや、別の範囲の内容が融合されたようなものについては取り組めていませんでした。またその傾向はつるかめ算にも見られました。今回の学習指導においてはこれらの範囲については全て線分図や面積図を使って解く方法で指導しています。まだ新しい解き方に慣れていないようで、宿題などでは表を使って解きがちですが、今後もこれらの範囲の問題については全て線分図と面積図で解くという学習を徹底していきます。線分図を使った解き方についても一通り理解できているので、今後はこれらの範囲については問題練習を大量に行うことによってその方法を定着させるとともに、形を変えて出された際にきちんと応用させて「考える」ことができるようになることを目標に進めます。また今月から図形についても学習指導を始めています。図形についても苦手のようですが、おそらくは完全に理解した問題の数が少ないのではないかと思います。確実に解けるという問題を蓄積してゆくことによって、同じような思考が新たな図形問題でもできるようになるので、今後の学習指導においてはとにかく数多くの問題にあたらせて体で覚えるような、そして図を見たら体が反応して解答を始めるような形を目指して学習指導を行います。

【国語】

今月は先月の報告書で書かせていただいた通り、何の書き込みもない文章問題に、書きこみを付けることから指導いたしました。まず説明文と言われる文章問題には「話題」と「筆者の主張」への理解が必要になってまいります。単純に目で文章を追っていくよりも、大切だと思うキーワード(文章中に何度も出てくる言葉)には丸をつけ、筆者が思っていることや、問いかけの文などには線を付けさせます。私が指示に従って、問題を解く上で必要であると判断した文章に、一ヶ月たつ今ではしっかり丸や線が引けるようになりました。それと同時に問題文をしていただく度に、何かしら間違えている接続語の問題の正解率を上げるべく、改めて接続語が文章中でどのような働きをしているのかということについて説明を行いました。最初それぞれの接続語の働きに対する認識が甘く、前後の文章のつながりをしっかりたどるという、基本的な事さえおろそかにしていました。しかし現在では、接続語が文中でどのような働きをしているかを考えながら、文章を読むようになってまいりました。大変良い傾向です。加えて指示語に関する考え方もただ前の文章をみて、おおよそで考えるのではなく、指示語の後の内容から、さす内容のヒントをつかみつつ、その問いかけに対する答えの内容を、指示語の前を読み返して探すということに気がついてまいりました。

これら上記の内容を少しずつ意識しながら文章問題にとり組むようになってからは、質問文にも線を付けて(○○字以内に書きなさいや、文章中の言葉を用いて説明しなさいといった問題)何が質問として聞かれているのか?と言うことに前より意識が向くようになってきました。そのため、いくらか説明することが難しい内容も、自分で上手にまとめられるようになってきました。大変すばらしいです。特に説明文よりも小説の方で、成果が早く出てまいりました。ケアレスミスと接続語の問題が間違えなければ、記述の問題は、ほとんど正解ということもありました。

以上の事を踏まえ来月は、説明文に力を入れ、形式段落ごとに話題が変わっている点を認識させます。そして、形式段落ごとの「話題」や「要点」に線を付けていってもらっています。それとともに形式段落の初めに出てくる接続語や指示語の働きに注目するよう意識付けいたします。いわゆる文章がどのように組み立てられているのかを、細かく教えていくつもりでいます。そうして長い文全体では、意味をつかむのが難しいと感じる問題でも、段落ごとに要点を理解することで、文全体の流れをつかむことを教えてまいります。また同音異字の漢字の暗記や、ことわざ、慣用句なども毎回宿題にして暗記していってもらいます。

【理科】

(授業中の様子、実施事項および問題点など)

日もずいぶんと長くなり、それに伴い気温も徐々に緩んできております。春の訪れを感じられる今日この頃、次学年およびその先の受験へ向けての準備に邁進していきたいと思います。

さて今回の学習内容です。引き続き化学分野を中心に進めてまいりました。熱量とカロリー計算のところでは、基本的な事柄はよくわかっています。温度の異なる水を混ぜた際の計算の仕方を確認しました。説明後はすらすらと解くことが出来ていました。水溶液(溶解度曲線)のところでは用語はもちろんのこと、グラフを利用して析出する結晶の量の計算まで出来ていました。濃度計算は算数でも似たようなことをしているので、こちらもスムーズに行えています。中和については、そのメカニズムや起きている事柄、生成する塩の種類などについて説明をしました。完全に中和する比を利用して、水を蒸発させた時に残る物質の質量を計算するような問題では、液が中性になる前と後では考え方が異なるというところが分かりづらいようでした。溶質が気体か液体かに目をつけるようになど説明・解説すると、その後は何となくは理解できたようです。酸素・二酸化炭素・水素など代表的な気体の発生方法はやや曖昧だったので、それらについて確認しました。気体を発生させるための材料と発生する気体の量の関係を使った問題にも取り組みましたが、概ね理解できています。このグラフで目をつけるべき点などにも注意できていました。その後は燃焼について(ロウソク・炭素・銅の酸化)の単元に入りましたが、用語の穴埋め・比の計算ともに正しく理解できていました。雰囲気で解いているのではなく、正しく理屈を理解しながら解いている様子が、言葉の端々から見られるのがとても好ましい状況です。

(今後の対策および予定項目)

次から電流と回路・発熱の単元に入りますが、回路についてはおおよその考え方は理解できているようです。この先の物理分野でもしっかりと理解を積み重ねていって欲しいものです。また宿題では生物分野が一段落し、いよいよ天体分野に入りました。宿題を解きながら、自分が曖昧だなと思ったものにはしっかり×をつけているようです。今後はそれらを復習に利用する予定です。入試問題の中で難易度が高い問題が多いのがこの生物分野ですので、せっかく蓄えた知識を忘れてしまわないように、チェックテストもこまめに入れていこうと考えております。ある程度復習が済み次第いよいよ過去問に触れる予定でいます。いまは本立てに飾ってある過去問題集ではありますが、今後すり切れるくらいに使用して参りますので、改めて気を引き締めて取り組んで行きましょう。授業中に集中が切れることがありますが、きちんと自分で勉強のスイッチを入れ直すことが出来ています。その調子を続けて行きましょう。

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高校受験までの残り34週間弱への挑戦☆

2013年07月06日(土)の無料体験ならびにお打ち合わせにて承りましたご内容に基づき、この度は英数2教科の対応として以下、学習指導プロセスをご提案申し上げます。

【中学校における試験への対策について】

定期考査の対策は行います。しかしながら実力考査ならびに小テスト等の対策は原則的に行いません。ただし定期考査対策が比較的スムーズに進み、時間的に余裕が出来れば、その限りでは無いものと致します。その理由としては、残された時間(私立入試、推薦入試まで28週間程度しかない)を考えますと1、2年生の復習ならびに3年生の予習復習を速やかに行い、一定の目処を付ける必要があり同時に、推薦入試対策そして一般入試対策に取り組まなければなりません。よってご期待に添える数値が近い将来、目に見えて現れる可能性は、極端に少ないものと思われますので、その点ではご容赦頂く必要がございます。あくまでも着地点を先を見据えた対応策をブレずに練り上げていくことに努めます。

【推薦入試への対策について】

当たって砕ける!、というモチベーションを持ったうえで、中学校における推薦基準を満たさず受検出来ないこと、例え受検出来たとしても不合格になる恐れが限りなく高いこと、それぞれ負の事情を承知頂いたことを前提としたうえで○○○○高等学校の対策を練り上げて取り組んでまいります。またその場合、別途ご提案(面接、志望動機作成、その他)の必要がある内容が生じる為、兵庫県高等学校入学者選抜要項で定めるところの中学校での推薦委員会で晴れて、受検許可、が決まりましたら新しくご提案申し上げます。

【複数志願選抜の学力検査への対策について】

学力向上の暫定目標としては○○○○高等学校の水準を目指し学習指導を行います。なお翌年1月下旬から2月下旬に掛けて、学力情況における心的動向により、志願校を改めて吟味し最終的な決定を行います。当該暫定目標とする高校は、あくまでも学力的な水準の目標に他ならず、一先ず目指すうえでの着地点の1つとして考えております。そのうえで公立高校の合格ラインとなる成績維持安定を計画的かつ効率的に学習指導を展開させて頂きます。基本ラインと致しましては中学校1、2年生の復習と中学3年生の予習復習を主軸として、学校における授業進度よりも半歩先行くような学習進度を根差してまいり、基礎固めの徹底ならびに応用力の養成それぞれを実現させることに努めます。高校受験突入までに残された時間的猶予34週間弱を考慮に入れると、より一層の効率性が求められるので、総合的な応用力を高める為、特に重視すべき点として、単元を消化したつもりとイタズラに判断してしまったり、分からないところが曖昧な状態のまま先へ進んでしまう、といったことの無いよう確認しつつ、『分からないところを徹底的に潰していく』といった意識の下、日々の学習における習慣性(コツコツ)を育んでまいります。御子様に残された猶予を鑑みますと、単元を理解するコツやキーポイントをご自身独自の力で『まとめる』『要点を抽出する』という効率化を図ることが肝要です。従いまして宿題においては膨大な量となる中でも必ず要点と注釈やメモを取り、ご自宅での自学習に注力しやすい環境を促せるよう徹底指導致します。以上を以て、高校ご進学後の展望を想定し、焦らず効率良く、且つ、複数の単元を複合的に捉えて学習する御子様独自のスタイル確立が実現する事と存じます。その大前提を基に以下、各教科につきまして具体的な学習指導プロセスをご説明申し上げます。

【英語の学習指導について】

英語教科については、習熟単元毎の文法理解(中学2年生1学期から3年生2学期までは重要)すること、英語長文の和訳英作ならびに読解問題を解くこと、中学1年2年3年で学習する語彙把握するということ、という3つの手段(以下の通り)を主軸として、学校の教科書と問題集を基本と位置づけ、そのうえで別冊問題集1冊以上を活用し、学習進度に努めます。

・文法理解(叙述用法、時制、代名詞、助動詞、不定詞、分詞、動名詞、完了形、関係詞、比較、その他)

・英語長文(教科書1年2年3年、過去問、手元にある全ての長文)

・語彙把握(教科書1年2年3年、過去問又はニューウィング、近道問題集)

引き続き高校でも高度な内容を習熟、基礎項目として各単元の文法・構文等を完全把握しているか否か、が試験で問われます。過去問を中心に語彙力やイディオム、話法としてはさらなる知識の肉付けや定着を図る必要があり、また長文読解のセクションにおいては、意訳の把握間違いによる誤答が散見されるケースが多いことから、上述のプロセスにより安定的かつ可能な限り多くの時間を解答に充てられるよう、文法や長文での出来具合でバランスが求められます。従いまして、関連文法事項の総復習を早期に終了し、長文読解については模試形式で1つの英文設問に要する時間を6分程度と定め、大枠のストーリーを把握し的確に解答にあたる、というサイクルを実現させるべく基本から丁寧に指導致してまいります。

【数学の学習指導について】

数学教科については、各単元の基礎例題⇒重要例題⇒発展問題というチャートで、基礎固めと応用力養成を階段1つ1つ踏み締める具合に進めてまいります。重要公式の解法・解説ならびに指導中のオリジナルを通して、知識の骨格となる部分(以下の通り)の復習をとことん繰り返し、解法パターンを自然と見に付けて頂くべく計画的かつ視野を拡げたカタチで指導に努めてまいります。

・演算(整式の処理、代入法、比の計算、付随する文章題)

・方程式(1次方程式、二次方程式、連立方程式、付随する文章題)

・関数(比例、反比例、一次関数、二次関数、等)

・平面図形(三角形、四角形、角度、変形、円、面積、合同、相似、その他)

・空間図形(立体、体積、球、その他)

・確率(サイコロ、カード、数字、玉、人、その他)

・資料の整理(階級値、ヒストグラム、平均値、最頻値、中央値、等)

また類題の演習を宿題で行って頂くことで解法の完全な定着を図り、基礎力・理解力が備わっていると想定した場合であっても、基礎的な公式・定理・ルールを再度振り返ることが肝要と考えます。数学は難題といわれる応用問題であっても基礎的な解法や問題の組合せにより成り立っている為、基礎知識の穴を再度埋めながら授業中、発展的例題を中心に解答に努めれば、得点力の向上を図ることが出来ます。公立高校では基礎項目の応用力を試験で問われる傾向が顕著となっておりますので、早期に基本事項の公式・定理の完全理解を促すよう指導すると共に問題を読み込み、一つ一つ分解しながら丁寧に組み立てる、という作業を繰り返します。そうすることで『頭の中で問題を絵で描く』というイメージが確立されます。速やかに実現させる為にも今後とも手元で具体化する作業を徹底致してまいります。

現段階では以上の内容を予定致しておりますが今後、随時ご要望を承り学習指導内容に反映させて頂きます。何卒、宜しくお願い申し上げます。

合格率20%でも岡山白陵中学校の合格を捥ぎ取る(1)

希望への道 2012・01/15 ー 2012・02/14

【算数】

(現状と今後の対策)

授業中の学習・宿題ともに非常によく頑張れています。分量・理解度ともによく頑張れています。ただ今後は毎週量が増えて行きますので、次第に量に追われることになってくるでしょうが、頑張ってこなしていきましょう。今回取り組みを見ていて一番気になったのは、解答の記述の様子です。線分図はおろか式についても丁寧に書かないことがよく見られました。自分で分かる記号のようなもので済ませていたり、計算式を省略したりしていることがよくありました。おそらく算数が苦手であるという原因のひとつはここであると考えられます。まず計算式を省略するので計算間違いが多いことが挙げられます。これは実際に白陵中の計算問題で試してみましたが、最初ノートに解いた段階では5問中4問間違いという結果でしたが、大きなスペースに丁寧に式を書いたうえで計算させるとほとんど正解できていました。文章題に取り組む際にも暗算で済ませようという気持ちが大きくあるようです。また図をかかないということもよくありましたが、これによって大きく損をしています。図をかいたうえでその図を見て思いつくことが、実際の現場ではよくあることであり、またそうしないと解けない問題が入試においてはほとんどなので、これについてはすぐに改善しなければなりません。実際に図をかかせると、その時点でひらめいて最後まで解ききれたということが何度もありました。今後の学習指導においてもこの内容については徹底して改善させます。

(授業内容と今後の対策)

毎回1テーマで学習を進めています。今月は水溶液の濃度計算、売買損益、比例配分・倍数算について学習しました。水溶液の濃度計算については面積図を使ってとくような方法については覚えられていましたが、それをどういうときに使えるのかということがあまりよく分かっていなかったようです。水溶液の問題と見たらすぐに面積図というような取り組み方をしていました。全体的になんとなくは分かっているものの、理解が十分にできていないというような印象を受けました。売買損益算についても同じです。~割増し、~割引きの計算についてはよくできますが、仕入れ値が不明なために1とおいて解かなければならない問題や、最後まで割合で問われているようなもの、また値段に加えて個数についても割合で問われているようなものについては何をどうすればよいのか分からなかったようです。比例配分・倍数算についても、同様のことが言えます。ある一定の値を比によって分けることはできますが、それを文章題として問われた場合に、どう取り組めば良いのかわからなくなるようです。特に倍数算のように線分図の中の割合を操作して解くようなものについては全く分かっていませんでした。以上のようにおそらく全ての範囲において、細かく理解をしないまま今に至っているのではないかと思います。特に問題練習を数こなしていると思われるところはあるのですが、おそらくは幹となる知識があいまいなままに取り組んでいるため、知識を定着させる作業であるはずの問題練習がうまくその役割を果たしていなかったのではないかと思われます。その一方で授業中の学習については非常にスムーズに進んでいます。新しいものについてもすぐに吸収ができています。最も有効な学習の方法としては、メリハリをつけた学習ができることです。まずは幹となる知識を完全に理解して身につけてしまうこと、そしてその身につけた知識を問題練習を通して定着させ、その上で段階的に難易度の高い問題に取り組むことによって応用力を鍛えてゆくことが大切です。今後の学習指導においてもまずは授業時間内において最低限必要な知識を例題を解くことによって身につけます。そしてその後は宿題において問題練習に取り組んでもらうことによってその知識の定着と応用力の養成を図ります。今、非常によく頑張れていますので、毎週のノルマを完璧にこなせるように頑張っていきましょう。また2/25の学習指導から理解度を測るためのテストを行います。これについては今後毎週行います。そして先日申し上げましたように同学年のライバルと毎週競い合うことによって学習の動機付けを図ります。決して負けないように頑張っていきましょう。

【国語】

今回初めての授業をさせて頂きましたが、2時間みっちりと文章問題を中心に説明を行ったにも関わらず、しっかりと集中して話を聞くことが出来ていました。また瑞葵ちゃんが既に、難易度の高い説明文や論説文などにもチャレンジしており、文章を読むスピード並びに語彙力なども大変優れていることがわかりました。

しかし同時に読解問題を苦手としているいくつかの問題点もわかりました。その一つは、難易度の高い問題ほど、文章を通して読み、文章全体の流れをつかむことが出来ていないということです。こういった場合多くは、質問されている問題の内容は理解しているのですが、その問題の答えになる部分を、下線であれば下線部周辺からのみ、指示語であればその指示語の内容が書かれている段落にしか、答えはないだろうと考えて、それ以上問題の範囲を広げてチェックしていくことができずに、本人も何か違うと感じながらも答えに記述している点です。公立の小学生のレベルであれば、その考え方で充分に答えにたどりつくことが出来るのですが、しかし難関私立を受験するのであれば、それ以上に文章読解を進め、更に広域に問題の答えとなるキーワードを探し出してこなければなりません。それが出来なければ「文章中の言葉を使って30~70文字で答えなさい」という問題はもっともらしいことはかけていても、まるをもらうことは難しいと考えます。それは文章の中から、質問されている問題の答えにあたる場所を見つけ出し、その答えの単語の、更に具体的な単語、説明等がないか再び文中から探しだして確認し、要点のみまとめて文章を推敲してつくりあげる、、、と言った、かなりの要領と練習が必要になる問題だからです。一朝一夕にできるものではありません。今後は文章問題を解いていくうえで必要になってくる解き方を、文章の中に線を書きこむ所から、丁寧に教えていくつもりでいます。

具体的にまず来月の一ヶ月間で、何の書き込みもない文章問題に、書き込みをつけるところから指導いたします。文章に書く書きこみは、国語の勉強を支える土台にあたります。また頭で考えるだけではなく、通読と音読を繰り返させ、文章の「話題」と「構成」を読みとれるように指導を行います。そして漠然と考える癖とやめさせ、文章の流れを自分なりに整理しながら読むための指導を実際に問題文をやってもらいながらおこなってまいります。

今回、授業を担当させてもらってなにより感じたのは、きちんと文章を読み解こうと努力してくれる点です。私が少し出すヒントを一生懸命考えて、答えを導き出そうと頑張ってくれていますので、今後が非常に楽しみです。文章に集中して読むことが出来ていますし、小説では心情を読みとることが上手です。必ず伸びていく、そう確信していますので、今は基礎をしっかりと丁寧に指導してまいります。

【理科】

時には小雪が舞い散る寒い時期が続いています。インフルエンザなどで学校によっては、学級閉鎖などの話も伺っています。帰宅後の手洗い・うがいの励行に努め、日々元気に過ごせるように気配りをしていきましょう。

さて今回の学習内容です。理科に関しては、物理・化学のテキストを授業で扱い、それ以外の単元のテキストはまずは宿題に回すという方針で進めていきました。今回は音・光・熱について進めました。音の性質については、用語はわからないものがあるものの、事典や参考書などを使い埋めていくことが出来ていました。波についての用語や、それらの性質を利用した問題などに対しても、順序立てて考えることが出来ていました。実験結果を比較するのにどのデータとどのデータを比べればよいか、なども理論的に答えることが出来ています。光について、水面や凸レンズでの屈折のルールを説明しました。その後はそれを利用した問題は解けていました。ここでも実験データから関係をつかむことが出来ています。熱の伝わり方、水の状態変化などについても用語も含め確認できています。温度変化のグラフも正しく読み取れていました。カロリー計算についても、考え方・公式を説明するとそれらを正しく使うことが出来ていました。

(今後の対策および予定項目)

理科はテキスト二本立てで進んでいきますが、まずは夏前までに一周終わらせることを目標に進めていきます。まだ授業回数が少ないので何とも言い切れませんが理解力があるので、物理・化学分野についてはうまく行きそうな手応えを感じています。宿題に回している生物分野では生き物の名前が数多く出てくることと思います。一周目に関して言えば、知らないからといって弱気にならないようにして欲しいものです。どの単元も本番は二周目からです。そこからはテキストに書き込みをしていきますが、併せて必要な知識なども書き込み、学習事典を超える最高の参考書を作成していきましょう。

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『俺は絶対、作家になってやるッ☆』

片っ端から調べ上げて、出願する可能性のある試験ならびに日程を掻き集めた。そしてココから時間を掛けて取捨選択に取り組むわけだ。オープンキャンパスに参加したり、時間に伴う心境の変化に順応したり、ご家族みんなと話し合ったり、そんな様々な要素を踏まえ徹底的に絞り上げる。1つ1つ手作りであるからこその価値が受験塾家庭教師には備わっている。1人1人みんな顔が違うように、歩む道も歩み方も異なる。例年とても大変な作業である反面、とびっきりヤリガイのある作業でもある。これは支えるサイドにとっても成長し得る機会点。愛着が生まれ、アイデアが湧き、モチベーションの向上に大きく繋がる。それゆえ成功を成し遂げた時の感動は計り知れない喜びである。

そんな彼は11ヶ月の時間を要して12万5千字程度の小説をたった1人で書き上げた。それと同時期に私も仕事をしながら9ヶ月という時間を要して、トツゲキ人生(1・2)、を書き上げた。彼は新人賞に向けて某出版社へ作品を提出し、私は株式会社幻冬舎ルネッサンスへ作品を提出し話を漸進させようとする状況にある。だからこそ彼は、これから待ち受ける荒波に臨む期待感と不安感に冴えなまれており、同じような境遇にある私に何でもカンでも相談してくる。上っ面の相談では無く、全身で打つかってくる情熱ある相談ばかりなのだ。もちろん高校生らしいワガママも当然あるし、甘えだってある。それ理解したうえで私は愛情以て、全力で打つかり続けている。

彼は自分でも信じられない程の成長を遂げている。2年前の入学当初あの時、学校を辞める!、と言い張る衝動に猟られ続けていたら今の彼は当然の如く無かっただろう。今日まで挑戦的な課題を日々、惜しげも無く打つけてきたワケだが彼自身、想像していたよりも逞しく育っている、と実感している。私はそんな彼を最後の最後まで、支え続けてヤリたい、と心底思っている。小手先だけのサポートではなく、全身全霊のサポートとして、2つと無い彼のだけの為の戦略を練り上げ、合格、という2文字を最後には贈るつもりだ。今このブログを読んでるかどうか、は分からないが受験塾家庭教師のいちスタッフとしてでは無く、受験を共に乗り越えようとする戦友として残り10ヶ月を過ごすことにする。

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2013・04/30火

3学年○組○番  ○○ ○○

志望校 * 検討中

大阪芸術大学・芸術学部・文芸学科(AO)

大阪芸術大学・芸術学部・文芸学科(推薦)

大阪芸術大学・芸術学部・文芸学科(一般)

日本大学・芸術学部・文芸学科(AO)

日本大学・芸術学部・文芸学科(一般)

京都造形芸術大学・芸術学部・文芸表現学科(AO)

京都造形芸術大学・芸術学部・文芸表現学科(推薦)

京都造形芸術大学・芸術学部・文芸表現学科(一般)

京都造形芸術大学・芸術学部・文芸表現学科(体験一般)

大手前大学・総合文化学部・文芸専攻(AO)

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大阪芸術大学・芸術学部・文芸学科(AO)

エントリー

1期:H25・08/01木 ー 08/02金

2期:H25・09/12木 ー 09/17火

体験

1期:H25・08/07水 ー 08/08木

2期:H25・09/22日 ー 09/23月

出願可否

1期:H25・08/12月

2期:H25・09/28土

出願

1期:H25・09/02月 ー 09/06金

2期:H25・09/30月 ー 10/08火

合格

1期:H25・09/19木

2期:H25・10/23水

手続締切

1期:H25・10/10木

2期:H25・11/06水

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大阪芸術大学・芸術学部・文芸学科(推薦)

方法

小論文

出願

H25・10/25金 ー 11/01金

入試

H25・11/10土

合格

H25・11/20水

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大阪芸術大学・芸術学部・文芸学科(一般)

方法

小論文

出願

H26・01/21火 ー 01/28火

入試

H26・02/05水

合格

H26・02/14金

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日本の歴史を大人買い

小学館の「日本の歴史」を読んでたら

センター日本史Bで

満点とれるんじゃないか?!、

と思ってしまうぐらい詳しくて良い本です。

現に早稲田か慶応かの問題に出てましたよ。

そんな雑談をマネージャー山田としていて

突然、衝動が走った。

早速、Amazonで衝動買い。

とりあえず全部で23冊。

もちろん会社の備品となる。

検証してみなくてはならん。

我が子と一緒に朝から晩まで日本の歴史。

なので狭小住宅のテレビの前に平積み。

飽きた子供達を横目に読みまくる。

ズブの素人が「日本の歴史」だけで

センター日本史Bを何点とれるのか?!

それが終われば

早稲田とか慶応とかにも挑戦するつもり。

そんな時間がドコにあるのか?!

と言われれば確かにそうだが、

やってみる価値は大いにある。

宿題をキチンとして下さい!

授業が終われば必ず宿題を出している。これは当たり前のことだ。中高問わず提起考査対策ならば学校の教科書、問題集、プリント類、これら以外に別紙1、2冊程度の市販問題集だけで十分に8割9割の得点率を確保することが出来る。現実的にそうなのだから仕方が無い。

これらの教材をベースに各所様々な課題に取り組むうえで最も必要なものは、ヤル気、ではなく、時間、である。ヤル気なんてのモノは、宿題しない、宿題したくない、という言い訳をする為の虚像にしか過ぎない。ヤル気の有無により自分達の行動を決め、それを肯定している者が多過ぎる。

そんな者程、試験の得点で落胆し、「ヤル気がなくなった!」という意味の分からない言葉を発する。元来より原因なんて自分自身で百も承知なのに、なぜ出来ないのか?!、という発言をしたり、学校の試験が難しかった!!、という実情を表現し一喜一憂する。自分は出来るのだ!、という内情ベースに話が先行するのは間違っている。

[授業する] → [授業中確認すると「できる」] → [一週間宿題しない。] → [翌週授業で確認する。] → [覚えた事を忘れる(当たり前)。] → [出来ていたはずなのに・・・、と本人焦る。]→ [わからない、と無下に発する。] → [さらに、何で分かんないんだぁ~?!、という不思議発言連発] → [一週間宿題してないから忘れるねん、と指摘をすると沈黙。]・・・以後こんな愚弄の繰り返し。

分かんない原因としては一週間何もやんなかったからだ。一目瞭然である。宿題をやんない、から分からなくなったのであって、分かんないから宿題をやれないんじゃない。ベクトルの向きを間違えている。分かんない!、に陥らない為にも日々の宿題をキチンとこなすべきなのだ。

このような状況を認めたくない者程、分かんないから出来なかった!、という発言を最低2度程繰り返し、その後沈黙を決め込む。反省しなくちゃいけないのに単にスネる。反省することで次に繋がる良い現象が起きるのにも関わらず、スネる。そしてまた同じような悪循環の兆しが見え隠れする。

先生の教え方が悪いんだ!、時間が無いんだ!、宿題の量が多いんだ!、等と何にもやっていない事を棚に挙げて心の中でボヤき、「一週間宿題しなかった」という自分にとって都合の悪い現実は省く。目の前にある問題にしても、自分自身の問題にしても、解決しなければ決して前には進まない。仮に解決出来たとしても、それは偶然でしかなく必然ではない。

必然でなければヤリガイも生まれなければ達成感や充実感を感じることなく時間ばかりが過ぎ去り、何もカタチに残らないまま一喜一憂の衝動にかられるだけとなる。自分はこうだから!、という事に満足し、他人を静かに否定する、という事でその場をやり過ごすようになってしまう。宿題は重要だ。自分と向き合う為のキッカケであり、自分自身を磨き上げる為の手段であるからだ。

自分に合わせて人に合わせて勉強してはいけない。自分自身の目標に合わせて勉強するべきなのだ。真摯な気持ちで臨めば自ずと一番、近い希望への道が見えてくる。つべこべ言わずにワガママ言わずに、自分自身の殻を破って直向きに歩んでもらいたい。

小論文+α、の効果は絶好調。

120分の試験時間でも・・・。

53分48秒で出来る力を培う。

たった1ヶ月で、ココまで到達。

最低40000字を書き込んで。

1枚1枚の原稿用紙を丁寧添削。

さらにこの勢いは面接対策にも。

会話を成立させる、という拘り。

何もかもの準備が整う環境です。

そうじゃなければ対策じゃない。

もちろん、オンライン対応可能。

日本全国からエントリーを受付。

即日翌日対応の強みがあります。

片っ端からミスった問題を1つ残らず

公立中学生であるなら普通に授業をやってれば、試験直前2週間ないしは10日前には試験範囲を完了させることが出来る。ただ勝負はココからである。宿題で説明しきれなかった部分の説明やら、手付かずの問題やら、提出課題やら、学校で配布されるプリント類やら、そんなアレコレの精査が待ち受けている。同時に基本問題の反復練習からの標準問題、応用問題への挑戦へとヤルべき事は山積みだ。余裕なんてありゃしない。

そんな中でも私は授業中、ニッチな時間を活用して片っ端からミスった問題を1つ残らず書き写し、使い勝手の良い問題集を作ってやることにしている。もちろんだが受講生によって使い分けている。とても大変だが、とても大変な向こう岸を受講生と一緒に見る事が出来るので、実のところ作っている時も作り終えてからも気分は、清々しい。なかなか勉強が手に付かない受講生には恐らく良い効果をもたらしてくれるだろう。

作っている姿を間近で見ている受講生の心中では、自分の為に一所懸命やってくれている!、という気持ちが芽生えるようだ。厳しい状況下でも必死に耐えて日々の諸行に取り組もうと努力するのも理解出来る。恐らくのところ厳しさの中でも、おいしさ、というようなモノを節々で掴んでいるからに違いない。如何なる場合も、厳しいだけ、に目を向けがちになってはならない。