小論文:受験勉強=800字/30分

「テーマは『受験勉強』。800字を30分で仕上げてくれ!!ほんなら行くよ。ヨーイ、ドンッ☆。」

こんな感じで特訓開始。そして書き上がってきたのがコレ。突っ込みドコロは満載だし不思議な部分もそこそこある。けれども是非とも内容に目を向けて頂きたい。小手先だけのテクニックでココまでは、いかないだろう。何かが無ければココまで書き上げることは出来ない。ちなみにココまで到達した所要時間としては大凡10日程度だ。少なくとも2週間は掛かっていない。もちろん小論文に徹底させた訳でもない。高校3年生の受験前なので数学やら、英語やら、国語やら勉強しながらの諸行だ。

受験勉強

受験勉強をすることにおいて、受験生は勘違いをしていることが2つある。まず1つ目は、大学に入ることが目的になってしまっていることである。もちろん、進みたい大学に入るためには受験勉強をしなくてはならない。しかし、本当の受験勉強をする意味は、大学に入学することだけではない。大学に入学するという目的はあくまで通過点であり、本当の目的はさらに遠く将来のことであるはずだ。大学は将来なりたい自分になるために手助けしてくれる環境であり、そこに入ることが自分の将来の夢ではないはずである。大学を卒業し、なりたい自分になることこそが本来の目的である。なので本当の受験勉強とは、大学に入学するために行うことではなく、将来なりたい自分になるために行うことなのである。だからこそ、受験勉強は仕方無くやるのではなく、喜んで取り組むべきである。2つ目は目標の設定である。例えば、模試の得点評価でA・B・C・D・Eの評価を目にする。これを見て受験生は一喜一憂している。そこで目標に達することはできないのではないかと進みたい大学を諦める者もいる。しかし、本来の目標とは自分の実力に近いものに設定するのではなく、自分の進みたい所に設定すべきなのである。途中で諦めて目標をどんどん自分の実力に近づけて大学に進める実力に達することを受験勉強したとは言えない。目標に近づくためにすることが本来の受験勉強であり、進みたい大学よりレベルの低いところに設定した大学に進むことを受験勉強を頑張ったとは言えない。むしろそれは怠慢である。以上述べた2つのことが受験生が勘違いしていることである。我々受験生はこれらの勘違いを正し、今日も将来の自分の夢を叶えるために、また、自分の設定した大学に達するために、受験勉強に勤しまなくてはならない。