10分で60分買う,って発想はとても有意義。

早ければ定期考査3週間前にして範囲全ての説明が終了する。ちなみにこの度の宿題帳は,数学毎週60分,漢検毎週30分,ということで授業を進めている。普段の学習指導においては,数学では数研出版の体系数学,漢検では漢検協会の学習ステップと過去問,それぞれを主軸とし,毎週課題でも当該問題集を率先して活用。とにかく授業進度が進めば進んだだけの毎週課題を提起するようにしているので,自然と無理なくスピードがアップする。勿論のことだが計画的にかつ戦略的に物事を進めるにあたり,教科書や学校問題集なんかにも率先して対応しており,受講生は余裕綽々で学校生活を楽しみながら日々の闘いに没頭する。そんな悪戦苦闘に没頭する昨今,時に不思議な事を耳にすることがある。学校教師いわく,学校の問題集を先先やっちゃいけない!,というカチコチな言葉。子供達はとてつもなく緊張感丸出しになる。そんな一言を聞く度毎,不思議な気持ちになりながらも,その緊張感を解すため物事を改めるべく,軽い感じで違った角度から言葉を掛けてあげる。

もっと視野を広く持って自分自身の可能性を自分自身で伸ばそうよ!,そんなカチンコチンなこと言ってないで臨機応変に興味津々で臨もうぜ!,物事は何事もグローバルに捉えて実行実現させないと人生生きててつまんないじゃん!,と笑いながら背中を押しつつ,きちっと作戦を呈する。丁度こんな時に大切な事は,決して意固地になっちゃいけない,ということ。世の中にはいろんな種類の人間がいるものだ。例え学校の先生に10分小言を言われても,60分手元の内容が進んでおけば,その効果は絶大。10分で60分買う,って発想はとても有意義。勉強する目的を履き違えちゃいけない。視野の狭い限定的な人間にチヤホヤされる為に勉強しているんじゃない。自分自身の可能性を無限大にし,いつでも好きな時に,その可能性を活かし,そして周囲をハッピーにさせる為に勉強しているんだ。気付ける者が救われる。