漢検・準2級 × 小学校6年生

「なぁー、先生。1回だけやってみて良い!?」

「別にええけど、まだちょっと練習不足ちゃうかなぁ!?」

「良い点とれへんかもしれへんけど、1回やってみたいねん。」

「ええやんか。ほな、やろう!!!」

いよいよ準2級過去問への幕を開くことになりました。もちろん、まだまだ学習ステップの完成度は未熟。基本が固まるにはまだまだ数ヶ月程度掛かるにも関わらず、今回はご本人の気持ちを大きく尊重してあげるコトにしました。なぜならば、目がとってもキラキラしていたからなんです。希望に燃えている目、というのは素晴らしいですねぇ===ッ☆何かを成し遂げようとする力が漲る目をしていました。小学6年生でこんなに良い目をしているのは大変、羨ましい限りです。

ご用意頂くのは普段から使っている鉛筆と消しゴム、そして漢字ノート。方法としては、漢字を書く、読み書き送り仮名を覚える、といった基本的なことを繰り返すだけ。もちろん確認作業中に不自然な部分が見受けられたら、妥協無しに苦手漢字として捉えたうえで改めて練習させます。さらに1度使った問題集を何度も、何度も使い込んで状況に応じた工夫を施します。ちなみに問題集と言っても漢字検定協会が発刊している問題集ですから何のことはありません。

このようにして、諦めない、というコトをただ直向きに継続させます。一喜一憂しないで反省点と改善点を導き出して残された時間を把握し、コツコツ取り組む為の計画を大雑把に立てて歩む。ここで注意が必要です。計画を立てる際には緻密に立ててはいけません。子供ですから脇目もあればダラダラもあります。柔軟に対応出来る環境を構築さえしておらば柔軟に対応出来る余白は残りますし軌道修正も容易く出来ます。長続きさせるのが秘訣です!!