149

試験直前の確認では140点に若干、満たない状況。けれども先週日曜日には検定試験。そして最初の授業でもある本日、今後の戦略を練る為にいつもの如く仮試験を実施。もちろん、その最中、今週から5級へ取り組む為に必死で段取りを敢行。大凡、段取も完了してきて仮試験の解答をさせていたところ、、、

「あ、ここの問題初めて全部正解した!!」

、、、という大喜び。今思うとこの言葉が彼女のターニングポイントだったに違いない。全ての問題の解答と点数をチェックを完了させて点数を告げさせてオープン。そこで149点を獲得ッ!!。もちろんですが二人で(?)大喜びしました。

「もしかしたらイケるんちゃうん!?」

「さぁ〜ねぇ〜、、、」

「泣きそうやんなぁ〜〜〜ッ!?」

「別にぃ〜、、、」

何とも小学生らしく反抗期らしいクールな感じ。本番ではないにしても彼女の目には涙を貯めておりました。本当に本当に本当に嬉しかったんでしょう。

何度も何度も同じ問題集を見返してはヤリ直し。手を替え品を替え年度を替え、幾度となく只ひたすら練習。字が汚い、書き方が粗い、と言われれば無理矢理にでもヤリ直し。漢字の読み書きを少しでも間違えれば抽出し練習。それでもまた間違えば抽出し再び練習。そこまでやっても仮試験への合格は導かれませんでした。それに、こんな状況を1年程度もヤリ続けて未だに6級の確保には至っていない。けれども、諦めるとか、途中で投げ出すとか、一喜一憂で事を済ますとか、烈火の如く怒るとか、そんな事は一切しない。無意味だし最大の失敗。停滞を生むだけでナンセンス極まりない。このような状況の中で彼女にとって最も大切な事は、6級をとりたい、という彼女の言葉をいつまでも私達が心に抱き、導かれし目標を実現させる為に全力を尽くす他はありません。

結果如何にしても必ず反省を行い、1つ1つの問題を解決すれば志した目標は、間違いなく達成されます。今後とも6級を確保するまで、目標を実現させるまで、いろんな事を考えて実行に移してまいります。