サバイバル1等賞「出会」

出会

平成21年8月1日...

1学期の成績を確認させて頂いて、モノの見事な状態。息が詰まる思い、胸が張り裂けそうな思い、というのを静かに実感した。一先ず学習指導プロセスを作成し、ご提案させて頂くことにした。けれどもベルトの穴を1つ締める程度の頑張りでは到底許されない状況。人間そのもの、だけでなく勉強する環境も変えなければいけなかった。赤点8コ・・・。この状況で1年を過ごすとなると「進級」という話には決してならない。退学か、留年、それ以外の選択肢は存在していない状況であることは間違いない。

親御様『大学への進学は何とかなりますかねぇ〜!?』

和田「まぁ〜まだ1年生ですし、何とかなりますよ。大丈夫です。。。」

一見在り来たりな会話だが、とてつもなく印象的な会話であった。この質問に対する回答としては、これ以外には正直、見付けることが出来なかった。この状況では・・・、という思いが強過ぎる。私が関わって絶対に何とかせねばならない。他の誰かがどうにかしようとして、どうにか出来る状況ではない。これは教育業界の家庭教師事情を把握しまくっているからこそ、判断することが出来たと言える。

彼を何とか出来るのは私で無ければならない。むしろ彼を何とかするには私。成績を伸ばすとか偏差値を上げるとか、そんな単純なレベルの話ではない。ニッチもサッチもいかない状況をスタンダードな状況にまで引き上げて、そして安定させなければならない。もう本当に正真正銘の勇気を持って歩んでいくしかない。頼りになるのは私とご本人、そして親御様。まぁ===ッでも今は1年生。よし大凡、固まったぞ!!、後は実践あるのみや。よし、ヤルぞッ☆

アカンかったらどうする!?、アカンかったら、ご本人が退学か留年になるだけ。そしてご本人と親御様が凹んだ気持ちになるだけ。知るべき真実に目を向けてアカン状態を何とかする為、知恵を絞って戦略を立てて徹底的に努力を培わなければなりません。アカン状態から脱却するには、何がなんでも頑張り続けなければなりません。戦略的に、計画的に、継続し続けることが真の力と成り得るはずです。もちろん、紆余曲折とっても、とっても、とってもあります。いよいよ夢と希望を叶えるストーリーの幕開けです!!

当時の学習指導プロセスは以下の通りなのだが、読み返してみると何だか一般的な内容しか書けていない。ただ当時はこれで良かったのだろう。そうでなければ私は徹底的に動き回ることが出来なかったはずだ。

数学については夏休みの課題をベースとして1学期の復習に取り組み、とにかく出来る限り前向きな結果を課題考査に反映させてまいります。なお課題提出については、しっかり仕上げた状態で送り出す予定であります。また2学期以降については、教科書と学校の問題集をベースとして学習指導に取り組みます。普段の授業内容に出来る限りストレスが無くなる事を第一の目標としてまいるつもりです。第一の目標が比較的、達成されていると判断出来次第、平均点確保に転向するコトで、バスケ部継続の拍車に繋げてまいります。順調にいけば、予習型の学習スタイルへ再び転向し、最終的には、受験における主要教科へと結び付けてまいりたいと考えております。

英語については2009年8月度のみで学習指導を適用する。夏休みの課題をベースとして1学期の復習に取り組み、とにかく出来る限り前向きな結果を課題考査に反映させてまいります。なお、課題提出については、しっかり仕上げた状態で送り出す予定であります。

現状の将来的なビジョンとしては「スポーツ科学系」「医療系(理学療法士など)」を考えている。スポーツを活かして大学進学を考えている。◯◯大学、◯◯大学、◯◯大学、◯◯大学、◯◯大学、他を考えている。出来ればスムーズな受験を考えているので、関東圏、関西圏については問わない。